登山サークル アウトドアチャイルド

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塔ノ岳(ヤビツ峠から)の登山レポート
イベント名
塔ノ岳(ヤビツ峠から)の登山
イベント日時
2019年10月27日(日)
報告者
MK
2019年10月27日、3人でヤビツ峠から塔ノ岳に登りました。

8時5分に秦野駅の改札口で待ち合わせして、バス停に向かいました。
今回はみんな顔見知りです。

バスでヤビツ峠まで移動して、早速登山開始です。
今回はご一緒したHさんも、Sさんもとても体力があります。
私が先頭を歩いたのですが、お二人のペースで歩いてしまうと、すぐにばててしまいます。
だから自分が疲れないように、ゆっくりペースで歩きました。
自分が疲れたら休憩も取らせて頂く形です。
今回は私が一番体力がない状態でした。

Hさんは本日で三日連続での登山になったようです。
金曜日は有休を取り、美ヶ原でハイキングをして、土曜日は赤城山に登ったそうです。
そして今回、サークル登山に参加してくれました。
まだHさんは登山を始めて一年くらいだと思うのですが、とても速いペースで登山の実績を積んでいます。
北アルプスにもすでに一度行かれたようです。

Sさんも登山は一か月ぶりとのことですが、とても体力があります。
ほぼ毎週登山している私よりも、はるかに体力がある感じでした。

登山のほうは、二ノ塔、三ノ塔と進んでいきました。
天気は基本的に曇りでしたが、ときどき晴れて雄大な丹沢の風景が目を楽しませてくれました。
お二人ともこの道がとても気に入られたみたいで、とてもたくさんの写真を撮りながら、楽しく道のりを進みました。

三ノ塔を出た後は、烏尾山、行者ヶ岳と進んでいきました。

さてここからがクサリ場です。
かなりスリリングがクサリ場が一つあるのですが、今回はあっさりそこを通過しました。

始めてそこのクサリ場を下ったときはそのあまりのスリリングさに度肝を抜かれたものですが、今回はあまりスリリングだと思わず、ほとんどどこにでもある普通のクサリ場くらいの感覚で、軽々とそこのクサリ場を通過しました。
クサリ場にもずいぶん慣れたような気がします。

Hさんはそのクサリ場を通過するときに、年配の方に声をかけられていました。
「この程度のクサリ場で怖がっていたら剱岳とか登れないぞ。剱岳はほんとすごい道を歩くんだから」というようなことを言われていました。

それでもHさんもSさんも、そんなにクサリ場は苦労していませんでした。
ほとんど楽々下っていました。

その後ちょっとクサリ場の話で盛り上がりました。
なんでも、妙義山という山が、すごくクサリ場がすごいそうです。
剱岳とか、その他の山とか、いろいろとスリリングな道を経験したことがある人が、今までで一番スリリングだった道がどこかと訊かれて、妙義山と答えたそうです。
妙義山はそうとうクサリ場がスリリングな場所のようです。
クサリ場が大好きらしいHさんは、ぜひ妙義山のクサリ場を体験してみたいとおっしゃっていました。

クサリ場をあっさり超えたあとは、カイサク小屋跡をへて、新大日まで進みました。
そして新大日で座って、食事休憩をしました。

食事休憩のときに、Hさんが絶品ドリップコーヒーをふるまってくれました。
ドドールで買ってきたもののようです。
それとチョコレートも振舞ってくれました。
そのHさんの絶品ドリップコーヒーは、この日もとても美味しいものでした。
コーヒーだけでなく、紙コップにもこだわっています。
ちなみにコップはフタつきです。
Hさんは本当に心遣いが細やかで、コーヒー専門店のマスターのようです。
「ミルクはいりますか?」などとも尋ねてくれました。

Hさんの絶品ドリップコーヒーを堪能して、とても贅沢な気分のひとときを過ごしたあと、登山を再開しました。
40分程度歩き、塔ノ岳山頂に到着しました。

塔ノ岳でもしばし休憩しました。

そして下山開始ました。

いろいろと話をして、とても話が盛り上がりました。
花立山荘、天神尾根分岐、堀山の家、駒止茶屋、見晴茶屋と、下山道を進みました。

雑事場ノ平では右に進み、テント場を見に行きました。
二つほど、テントが張られていました。

テント場を見た後、大倉バス停まで進みました。
そしてバス停に到着して、お手洗いを済ませてからバスに乗り込み、渋沢駅まで戻ってきました。

時刻はもう18時くらいになっていました。
明日はみんな仕事なので、特に温泉などには寄らずにそのまま家に帰りました。

今回の登山はこのような具合でした。
とても打ち解けて色々と話しました。
登山もおしゃべりもとても楽しくて、存分にリフレッシュできました。
長丁場の登山ではあったのですが、それほど疲れることもなく、あっさりと終わったような印象でした。
このコースはいつもはもっとへとへとに疲れるものですが、今回はあまり疲れを感じませんでした。
なんか楽しく話していると、あっという間に登山が終わった。
そのような印象でした。
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