こんなこと、到底書くほどのことではない。
そうは思うが、今回はあえてそのことについて、書かせて頂く。
今、私は狭間駅にいて、今まさに、電車に乗った。
今日は高尾山に行ってくる。
今日は朝起きたとき、九時だった。
それから支度をして、外出をした。
季節は、春である。
電車に乗り込んできた人が、さっきから、「くさい、くさい」と、連発していて、ギクリとする。
もしかして、私が臭いのか。
毎日風呂に入っているし、洗濯をした服を着ているが、布団はずっと洗っていないし、干してもいない。
だから、布団は、汗と、アカを、たっぷり吸っているに違いない。
だからその布団で寝ている私は、くさい可能性は、有る。
しかしそこまで、気にしてはいられない。
そこまで気にするのは、神経質というものだ。
やれやれ、電車は、高尾山口駅に着いてしまったぞ。
時刻は、11時16分。
これから高尾山の登山だというのに、こんなものを書き始めてしまっている。
さっさと終わらせて、次のステップに進まなければ。
そうしないとまた、リフトを使って、登るハメになってしまう。
最近私は、高尾山の登山といえば、毎回必ず、リフトを使ってしまっている。
しかし先ほど食べたマックでのバーガー三つと、コーラのSは、美味かったなあ。
しっかりと、腹は作ってきた。
後は登山するだけだ。
マックで食事をして、電車に乗って、高尾山口駅まで移動した。
そう書けば、簡単に済む話である。
しかしその間に、書くほどのことではない事件が、持ち上がってしまったのである。
そう、それは、高尾駅から、高尾山口行きの電車に乗ったつもりが、新宿行きの電車に乗ってしまい、不本意にも、狭間駅に行ってしまったということだ。
そのような、イージーミスが、発生した。
電車に乗ったとき、大丈夫かなと不安になって、キョロキョロしたが、電車の行き先を確認できる表示は、見つからなかった。
しかし電車の中に、登山の格好をした人がいたので、安心してしまった。
しかしその電車はなんと、新宿行きの電車であったのだ。
以上、書くほどのことでもないことについて、書かせて頂いた。