登山サークル アウトドアチャイルド

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本日も高尾山、愛染明王に、ちょっと興味を持つ
投稿日
2022/03/21
昨日は、とある出会いの会に参加した。
結果はいつものように、惨敗であった。
出会いの会のイベントが終わり、横浜方面の人と、都内方面の人とで、電車の方向が真っ二つになり、その会は、いつもは二次会をするのが常の会であるようだったが、その日は二次会なく終わることとなり、一部の参加者は、それに不満の声を上げていた。
電車の中で、女性一人、男性五人が一緒にいて、その会に初参加の私は、あまりでしゃばった行動をとることを慎み、二次会があるのかどうか、虎視眈眈と伺っていた。
女性が東海大学前駅の温泉施設、「さざんか」に寄って帰ると言っていて、「私もいこうかな」などと、おっしゃていた男性がいて、他の男性も、行くのかどうか、よくわからないような感じで、これはもしかしたら、ぞろぞろと、「さざんか」にみんなで行くような展開になるかもしれないと思い、私はずっと様子をうかがっていたが、東海大学前駅に到着したところ、「では失礼します」と言って、女性一人だけが電車から降りた。
そして電車の中は、男性五人になった。
その次の駅だったか、鶴巻温泉駅でも、「私もさざんかに行こうかな」と言っていた男性が、「ここで私も温泉に入って帰ります」と言って、その男性も電車を降りた。
そして男性は、私を含め、四人残った。
それで私は今更だが、「本厚木でホルモン食べて帰りませんか」と、言おうかどうか迷い、ずっと言い出せずにいた。
すると男性三人が、「あー、あ、今日は二次会に参加するつもりだったのに」とか、「これからどうしよっかな」とか、「一人で二次会しようっかな」などと、発言し始めたので、今まさに電車は本厚木駅を通り過ぎたところだったのだが、とうとう私は、「本厚木駅で、ホルモン食べて帰りませんか」と、いまさらながら、二次会の提案をした。
すると男性たちは、びっくりしたような顔をして、お互いの顔を見合わせ、とても嫌そうな顔をした。
そして「私はやめておきます」と男性が一人発言し、他の二人も、「やめておきます」と発言し、二次会は、実現しなかった。
それで私も、とても恥ずかしい思いをした。
二次会を提案して、あっさりと断わられると、とても恥ずかしいものである。
しかし、二次会を提案せずに、後になって、「提案してみればよかった」などと後悔するよりも、その場で二次会を提案してみて、あっさり断わられ、恥ずかしい思いをしたほうが、そのほうが、ベストは尽くせたような気もするに、逆に良かったように思っている。
その会は常連が多い会のようだったので、まずは男性同士で友情を深め、そして次回、戦略的に女性を含めた二次会を開催するという、長期的展望の戦略を目論んでいたわけだが、その第一歩で、挫折してしまった。
「あー、あ、今日は二次会に参加する気で来たのにな」とか、「じゃあこれからどうしようかな」とか、「一人で二次会しようかな」とか発言されたので、これは二次会を提案しなければいけない流れではないかと、勝手に勘違いしてしまい、二次会を提案したわけだが、いやまったく、女心も難しいが、男心も難しいものであると、つくづく思う。

そんなこんな、出会いの会で、私は私なりに、ベストを尽くしたというか、それなりに頑張って、そしていつものごとく、惨敗して、恥ずかしい思いもして、家に帰ってきて、ぐったりと疲れてしまった。
すると、ラインが鳴った。
誰からだろうかと確認すると、以前に出会いの会で知り合った、とても素敵だなと思った女性から、「今度、また登山したいです」という、ラインが来ていたのである。
私はそれに有頂天になり、でもその女性、脈はまったくなさそうだったので、どういうつもりで、そんなことを言い出したのか、ちょっといぶかるような気持ちになった。
脈が全くない女性であれば、その女性のために、労力は全く使いたくないという、せこい考えである私は、その女性の真意を確かめるためにも、「二人で登山しませんか?」と、ラインで聞いてみた。
その返事は、数時間後に来たようだが、もうその日は私は疲れ切ってしまっていたので、その返事を見る元気は、もう残っていなかった。
だから、その返事を見るのは明日にして、その日は早々と寝てしまった。

そして朝、返事をみてみると、やっぱり、「二人だけは、いやです」という、返事だった。
それで、「四人くらいで登山したいです」とのことだったので、私はその返事に対して、申し訳ないが、既読無視をくらわしてやった。
既読無視をくらわせば、もう二度と連絡はしてこないだろう。
申し訳ないが、脈のない女性に対しては、私は今は、一切労力を使いたくないという気持ちになってしまっているのであ。

そして今日も、高尾山に行った。
まずは、「TAKA O599 MUSEUM」にゆき、館内を見物した。
それからリフトで中腹まで移動して、まずは山頂まで、歩いた。
そして山頂のビジターセンターで、「スミレ ハンドブック 山田隆彦著 文一総合出版」という本を、購入した。
あ、あと中腹の店で、「高尾の天狗」という名前の、日本酒も購入した。
その後、高尾山薬王院有喜寺の、大本坊に行って、1900円だったか、そば御膳とかいう名前の、精進料理を食べた。
大本坊の入り口にはお坊さんがいて、さすがお坊さんだけあって、とても感じよく招き入れてくれたが、二階にあがって、お姉さんが受付してくれたのだけど、そのお姉さんは、なんか、かなり雑で、ぶっきらぼうで、とても残念な感じだった。
あの人、たぶんアルバイトなんだろう。
私としては、せっかくお寺の精進料理を食べるのだがら、さすがお寺、と思えるような、真心のこもった、丁寧な接客を期待していたが、けっこう感じの悪いお姉さんだったので、がっかりしてしまった。
お寺で修行している人では、ないのだろう。
普通に、雑で、ぶっきらぼうで、感じの悪い、店員さんって感じだった。
真心のこもった接客とは、真逆の接客であった。
その出来事を見てしまい、正直、ああ結局、高尾山って、観光地なんだな、と思ってしまった。
単なる観光地であり、単なるビジネスなんだなと、思った。
お寺の人たちも、結局、単なる会社のスタッフみたいなもので、仕事として、単なるパフォーマンスとして、仏教行事とか、しているのんだなあと思って、なんか、がっかりしてしまった。
やっぱり、本物じゃない。
別にここで、本気の修行をしているわけでは、ないんだなあと、思ってしまった。
単なる、売り上げアップのために、パフォーマンスとしてやってる、単なる、観光地の、スタッフさんたちなんだなと、思った。
でも別に、それはそれでいいと思う。
それに実際は、ちゃんと真面目に、仏教しているのかもしれない。
真面目に、修行しているのかもしれない。
ただ私は、それについて、疑いの念を抱いてしまった。

まあ、それはいい。
で、高尾山薬王院の大本坊で精進料理を食べた後は、下山を続け、権現茶屋で八王子ラーメンも食べた。
そしてまた、リフトで下山した。
まあそんな感じで、今日はもうお金を使いすぎてしまったと思ったので、もうそれ以上はお金を使わず、ひとまず家に帰ることにする。
しかし、心残りなのは、日本酒の、「高尾山」である。
「高尾山」という名前の日本酒があり、それを、小さいサイズの瓶のやつがあれば購入したかったのだが、大きい瓶のものしかなかった。
で、高尾山の近くのコンビニとか酒屋とかで、日本酒「高尾山」が売っているかもしれないと思って、それで、高尾山口駅からJR高尾駅まで、歩いた。
その途中に、コンビニがあるのである。
でもコンビニには、目当ての日本酒は売っていなかった。
酒屋も、なかった。
それでまあ、そのまま家に、ひとまず帰ってきた。
そして少し読書をした後に、これを書いている。

で、今回の高尾山でも、結構気になるところが、たくさんあった。
その中の一つとして、最後に、愛染明王、について書いてみたい。
高尾山薬王院の本堂の横に、愛染明王を祀っている、お社がある。
ボケ防止や、縁結びのご利益があるらしい。
で、愛染明王についての説明板もあったので、それを読んでみたのだが、ちょっとびっくりしてしまった。
その文章を、全部書くのは面倒なので、一部だけ書かせていただく。

===
愛染明王(あいぜんみょうおう)

良縁成就の仏様として広く信仰されています。
この仏様のお姿は[煩悩即菩提]を表わし、愛欲やむさぼりなどが、そのまま悟りへの道であることを示してくださります。
・・・
===

とのこと。
そういう考えには、驚かされる。
これは、「十善戒」の教え、仏教の教えなどと、真っ向から矛盾する。
「愛欲やむさぼりなどが、そのまま悟りへの道」というのである。
つまり、欲望、本能のまま、むさぼるだけむさぼれ。
そうすれば、悟りを開くことができる。
そのように言っているのである。

これは、ちょっと、どういうことだろう。
十善戒の教えとも、仏教の教えとも、まったく違うという認識だ。
仏教の教えでは、「愛欲やむさぼりは、罪」という教えであったと、認識している。
そういう欲望が、すべての不幸のはじまり、という教えであったはずである。
無欲であること、煩悩を消すこと、それが仏教の修行であったと、認識している。
求めれば求めるほど、苦しむのである。
例えば、素敵な女性をゲットしたいと思うから、フラれると苦しいのである。
最初からそのような欲望を抱かなければ、苦しまないという話である。

しかしこの、愛染明王という方は、一体どういう方なのだろうか。
仏様でありながら、仏教の教えを真っ向から否定するとは、どういうつもりなのだろう。
さながらそう、仏教という、巨大企業で勤務する一社員でありながら、会社の方針に従わず、個人プレーに走っている、ダメ社員のような印象を持ってしまう。
仏教という巨大企業が、お客さんに仏教というサービスを提供している。
そのサービス内容を、一社員である愛染明王さんが、勝手に大幅に変更してしまっているのである。
そんなことして、良いのだろうか。
愛染明王さん、一体どういう方なのだろうか。
それについては、結構興味がある。
何故こんなことが起こっているのか。

まあ気が向いたら、愛染明王さんについて、ちょっと調べてみよう。

まあ今日はそんな感じである。
高尾山薬王院について、ちょっと批判してしまったような内容のブログになってしまったのは、大変申し訳ない話である。
とても素晴らしいお寺であると思っており、ただ99点で、100点ではないと、たった一点の落ち度を指摘しているにすぎないので、高尾山薬王院で真面目に修行されている方、もし気分を害されてしまったのであれば、大目に見ていただけると幸いです。
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