登山サークル アウトドアチャイルド

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蕨山に登ってきました
投稿日
2020/03/01
今日は秩父の蕨山に登ってきました。
ずっと登りたいと思っていた山の一つです。
今日はとうとう登ってきました。

今日は7時ごろに起床しました。
久しぶりの登山のため、軽めの山がいいかと思い、秩父の天覚山を予定していましたが、せっかくなのでと、かねてから登りたいと思っていた蕨山に登ることにしました。
蕨山に登るのをずっと敬遠していた理由の一つは、やはり交通費が高いということです。
蕨山に登る場合、まず飯能駅まで移動して、そこから名郷バス停までバスで移動します。
そのバス代は、千円近くかかります。
そして帰りは、さわらびの湯バス停から飯能駅に戻ってきます。
それもやはり、600~700円くらいはかかったと思います。
大した額ではないとも言えますが、多少は痛い出費ではあります。

とりあえず今日は自宅を出て、まずはコンビニで梅のおにぎり六個、バターピーナツ一袋、ペットボトルの麦茶を三本買いました。
そして最寄り駅から電車に乗り、飯能駅まで移動しました。
飯能駅に着いたのは、8時48分くらいでした。
そして名郷行きのバスは8時55分に出発します。

バスに乗ってる時間は59分くらいだったと思います。
かなり長い時間、バスに乗ります。
私は車酔いする体質なので、今回は車酔いを心配していましたが、車内はガラガラで、前のほうの良い席に座ることができたため、車酔いはまったく大丈夫でした。

名郷バス停に到着して、さっそく登山開始です。
しばらく歩いていると、前のほうに三人組のグループを見かけました。
私は一番後ろでゆっくり登山したいと思ったので、その三人パーティーとの間を縮めず、ゆっくりペースで歩いていました。
しかしその三人パーティーはどうやら私を先に行かせたいみたいで、ふいに長い休憩を取りました。
そのためそのパーティーに追いついてしまい、そして不本意ですが、そのお三人を追い抜いて私が先に行くことになりました。
しかし後ろから来ているのでプレッシャーです。
私はいつもよりも速いペースで歩きました。
とはいっても、やはりゆっくりペースです。
ゆっくりペースなのですが、休憩をまったくしません。
ひたすら歩き続けます。
その三人パーティーはとても賑やかにおしゃべりしながら登山していました。
後ろからその話し声がずっと聞こえていて、少しプレッシャーでした。
男性一人、女性二人の三人パーティーで、女性二人は登山初心者みたいです。
それでその男性が登山の歩き方のレクチャーか何かをしながら、登山しているような感じでした。
どっかの登山教室か登山学校みたいな感じの人たちだったのかもしれません。
その一人の男性が先生で、初心者の女性二人が生徒みたいな感じに見えました。

ずっと歩いていると、後ろからの話し声はまったく聞こえなくなりました。
かなり距離が開いたようです。

蕨山の道のり、なかなか楽しい道のりでした。
ちょっとしたクサリ場なんかもあります。
登りは坂道がえんえんと続き、なかなかハードであると感じました。
小さな渓流があったりなどもして、なかなか変化に富んだ楽しい道のりです。

じわじわと登り続けて、ようやく蕨山の山頂に到着しました。
しかしその山頂が曲者です。
最初山頂だと思っていた場所は、山頂ではなく、展望台でした。
その展望台には、とても立派な「蕨山」という標識が立ってます。
そのからの景色もなかなか良いものでした。
もう完全にそこが山頂であると思い込んでいて、そして地図を見て、「さわらびの湯に行くには引き返さないといけないようだ」と思い、山頂に登ってからいったん来た道を引き返しました。
そして左の道に曲がって、道を進みました。
少し進んで地図アプリを見てみると、なんか全然違う道を進んでます。
「あれどうしたのだろう?地図アプリが壊れているのだろうか」と思ったりもしましたが、どうやらそうではなく、なんとあの山頂だと思い込んでいた場所は実は山頂ではなく展望台なのだということに、やがて気づきました。
本物の山頂は、実に目立たない場所にあります。
私は地図アプリのおかげで蕨山の本当の山頂を見つけました。
登ってみると、標識も何もありません。
でもよく見ると、下のほうに板っきれがあり、そこに薄い字で「蕨山山頂、標高1044メートル」などと書かれています。
こんな目立たない場所が本当の山頂であるなんて驚きです。
そこはもう木に囲まれていて、見晴らしもまったくありません。
そこが山頂だとあまりにも地味すぎるので、どうやら見晴らしの良い展望台のほうを山頂扱いしているようです。
でも展望台の標高は1033メートルのようで、山頂のほうは1044メートルなので、やはり本物の山頂のほうが標高は高いです。
しかし地図アプリでも持ってないと本当に気づかないような場所に山頂があるので、蕨山を登った人でも、山頂には立ち寄ることなく、展望台を山頂だと思って下山した人もきっと多いに違いありません。

そんなわけで、展望台に到着して、いったん引き返したのですが、再び展望台に戻ってきました。
やはり展望台の標柱はとても立派で、景色もなかなかのものです。
展望台では男性が一人休憩していましたので、軽く挨拶しました。

二度目の展望台なので、そのままスルーして先に進みます。
一度目に来た時の展望台では三枚ほど写真を撮ったのですが、もう二度目なので展望台に用はありません。
そのままどんどん下山道を進みます。

下山を始めた直後くらいは、すさまじい下り坂で「げげげ」と思いましたが、それを過ぎるとえんえんとゆるやかな下り道が続きます。
登りでは全然お茶を飲みませんでしたが、下りではちょくちょくお茶を飲みながら下っていきました。

下り道の途中、異様な光景を見かけました。
なんと人が宙に浮いているのです。
ハンモックか何かで寝転んでいるのかと思い、近づいてみたのですが、なんのことはない、人が宙に浮いていると思ったのは単なる勘違いでした。
単に男性が一人、寝転んでいただけでした。
天気もなかなか良かったですし、山の美味しい空気の中でのんびり寝転んでいたその人は、とても良い気分であったに違いありません。

下り道では藤棚山という山も通りました。
一応標柱は写真に撮っておきました。

ゆるやかな道をえんえん歩いて、ようやく今回のゴールのさわらびの湯に到着しました。
さわらびの湯に到着したのは、14時25分くらいでした。
コースタイムは4時間55分のところを、4時間30分くらいで来れたようです。

バスの時刻表を見てみると、14時46分に飯能行きのバスが来ます。
それまで21分ほど時間があります。
私はお手洗いを済ませ、さわらびの湯バス停の近くの売店に入ってみたのですが、残念ながらビールは売ってませんでした。
それで代わりに、モナ王という名前の、バニラのモナカを買いました。
そしてモナカを食べながら、バスが来るのを待ちました。

さわらびの湯バス停から飯能行きのバスは、17時55分が最終だったと思います。
だからさわらびの湯で温泉に入って帰っても良かったのですが、今日もやはりお金をケチって温泉は無しで済ませました。

バス停でバスを待っていると、中高年の5人グループがバスが到着する1分前にバス停に到着しました。
下山してきてバス停に到着したのが、バスが来る一分前だったのです。

この場合はどうなるのか。
そのままバスに乗るのか。
温泉に入るのか。
私はそのグループの動向に注目していました。

お手洗いに行きたいと言う人もいるみたいだし、温泉に入りたい人もいるみたいだし、そのままバスに乗って帰りたい人もいるみたいです。
50代から60代くらいの方たちで、男性2人、女性3人のグループでした。
それでリーダーらしき男性が、「じゃあここで解散にしましょう」と、さらっと言いました。
それでそのグループはバス停の前で解散したようです。
いつもそのグループは登山が終わったらすぐに解散するみたいな感じのようです。
そのあとは、温泉に行きたい人は勝手に温泉に行って、帰りたい人は勝手に帰る、みたいな感じのようです。
いつもそんな感じのスタイルみたいで、「じゃあここで解散しましょう」と、さらっと言ってました。
確かにそのような形のほうが良いのかもしれません。
登山後の過ごし方はみんなそれぞれ違いますし、ムリして一緒に温泉に行ったり、懇親会をしたりせず、「では一時間後に待ち合わせして一緒に帰りましょう」というようなこともせず、登山が終わったらもうさらっと解散する。
それもまた良いような気もします。

さわらびの湯でバスに乗って、そのバスは東飯能駅経由のバスであったため、東飯能駅で下車しました。
飯能駅から来るときも、途中で東飯能駅の駅前に止まりました。
だからさわらびの湯までバスで行く場合は、必ずしも飯能駅まで行かなくても、東飯能駅でもバスに乗れるみたいです。

東飯能駅のコンビニで、黒ラベルという350MLのビールを買いました。
そしてそれを飲みながら電車で帰ってきました。
別にビールは飲まなくてもいいかなとは思ったのですが、コンビニに寄ってしまうとついついビールを買ってしまいます。
もう登山後のビールは習慣みたいになってます。

最寄り駅に到着してからスーパーによりました。
肉でも買って帰りたいと思ったからです。
それでレバーと、ハツを買いました。
それと、にんにくの芽というものも買ってみました。
あと、牛乳、卵、納豆も買いました。

登山に持っていった梅のおにぎりは丸々六個残ってます。
だから家に帰ってから肉を焼いて、おにぎりと一緒に肉を食べよう。
そのように思いました。

家に帰ってきて、フライパンにまずキャベツを入れて、そしてにんにくの芽も切って入れました。
その上の、冷蔵庫に残っていた豚バラ肉をのせました。
そしてさらに、レバーとハツをのせ、そしてキムチものせました。
そして焼き肉のタレをドバドバとその上からかけました。
そしてフライパンにフタをして、弱火で熱しました。
15分くらい熱してから、フタを取ってみると、水分がたくさん出ています。
強火にして、水分を沸騰させました。
あらかた水分がなくなったところで火を止めて、それをドンブリに入れて、梅おにぎりと一緒に食べました。
一度に全部食べるのは多すぎるので、まずは半分だけ食べました。
おにぎりも、まずは二個だけ食べました。

今回の登山では、花粉症にやられました。
目がかゆく、目が充血しています。
くしゃみも頻繁に出て、鼻水もとめどなく流れ出てきます。
のどもかゆいです。

それで今回はレバーを食べたわけです。
私のうろおぼえの栄養知識なのですが、粘膜の炎症には、ビタミンAが良いらしいです。
そしてレバーはビタミンAをたっぷり含んでます。
あと粘膜の炎症には、緑黄色野菜も良いです。
だから本当はピーマンも買ってきて一緒に焼きたかったのですが、スーパーでピーマンは品切れになっていました。

でも家には人参ジュースとか、トマトジュースとかもあるので、問題ありません。
トマトケチャップもあります。
緑黄色野菜の摂取には困りません。

花粉症はつまり粘膜の炎症です。
だからビタミンAや、緑黄色野菜が良いに違いありません。

それで実際に、レバーを食べると、いっきに花粉症の症状が改善しました。
目のかゆみも、のどもかゆみも、もう全くありません。
さすがレバー。
たくさんのビタミンAを含んでます。
粘膜の炎症も、レバーにかかればいちころです。
レバーパワーですぐに治ります。
これからの花粉症の季節、レバーと緑黄色野菜でなんとか乗り切りたいところです。

今回の登山はそんな感じでした。
花粉症には難儀しましたが、たっぷり汗をかき、心も体もすっきりしました。
心地よい疲労感を感じながら今、これを書いています。
この調子で明日も登山したいところでしたが、明日は用事があるのでそういうわけにはいきません。
名郷バス停スタートの登山では、武川岳も行きたいし、大持、子持の武甲山も、登っておきたいところです。
武甲山は何度も登ってますが、大持山、子持山にはまだ一度も登れてません。
熊倉山なんかも登っておきたいところですし、まだまだ登りたい山、登っておきたい山がたくさんあります。
また近々登山に行きたいところです。
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