登山サークル アウトドアチャイルド

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六ツ石山に登ってきました
投稿日
2020/02/23
今日は奥多摩の六ツ石山に登ってきました。
今日は八時ごろに起床して、登山の支度をして、奥多摩駅に向かいました。
奥多摩駅に到着した時間は9時50分くらいだったと思います。
今回のスタートは奥多摩駅です。
そこから六ツ石山まで登っていきます。
六ツ石山の標高は1478メートルで、結構高い山です。
奥多摩駅からは石尾根という長い尾根が続いており、それをずっと登っていくと、雲取山まで到着します。
非常に体力がある方であれば、奥多摩駅から雲取山まで歩けば、とても登りごたえのあるエキサイティングな登山になるのではないかと思います。
私はそこまでの体力はないので、今回は六ツ石山どまりです。
それでもかなりきついと感じました。
まず、奥多摩駅から石尾根に出るまでが、結構迷いやすい道のりです。
私も道を間違えてしまい、10分程度先に進んで、地図アプリを確認して、全然違う道を歩いていたので、慌てて引き返しました。
引き返して入っていった道も、間違いではないのですが、意図した道ではありませんでした。
標識の通りに歩いていっても六ツ石山まで行けるのですが、今回は私は途中にある羽黒山、三ノ木戸山などにも寄りたいと思ったのですが、その山々に寄れる道を歩きたいのであれば、標識通りに歩くわけにはいきませんでした。
地図や地図アプリを確認しながら適切な道を選択しなければいけません。
とにかくそのあたり、かなりクセのある道のりで、正しい道を選択するのは、少し慎重さを要するような道のりでした。

それでも結局のところ、羽黒山も、三ノ木戸山も、見かけることはできませんでした。
というのは今回は思いのほか時間がかかりそうで、暗くなるまえに登山が完了できるかどうか、かなり心配だったので、ほかの山々に立ち寄ることはほとんど諦めて、今回は六ツ石山一本にしぼりました。
とにかくきっちり六ツ石山だけは登っておきたい。

とはいっても、コースタイムなどを見ると、六ツ石山まで行くのは厳しそうだったので、今回は三ノ木戸山だけ見て、あとは三ノ木戸山分岐というところで引き返して、また奥多摩駅まで徒歩で戻ってくることも検討しました。
しかしそれよりもやはり今回はしっかりと六ツ石山まで登るほうが良いだろうと思い、ほかの山々に立ち寄ることは断念して、ただひたすら六ツ石山を目指しました。

六ツ石山までの道中にある山々、三ノ木戸山や、狩倉山(不老山)は、そもそも私が確認した限りでは、標識なんかは見かけませんでした。
だからどうしてもそれらの山々に行きたいのであれば、地図アプリやコンパスをじっくりと見ながら、『おそらくあれだろう』と目星をつけて、進んでいく必要があるようでした。
私が見た限りでは、『三ノ木戸山、狩倉山はこちらです』、というような矢印の道標などは、一つも見かけませんでした。

だいたいいつも石尾根を歩く場合は、鷹ノ巣山なんかに登った後、下ってくることが多いのですが、今回はえんえんと登っていくことになりました。
登りがえんえんと続き、かなりしんどい道のりだと思いました。
それでもなんとか、思ったよりも早く、六ツ石山に到着しました。

六ツ石山の標柱はとても立派です。
景色もなかなかのものです。
木で少し隠れてはいましたが、富士山の大きな姿も見て楽しむことができました。
運が良ければ野生のシカなんかも見かけることが多い道のりではありますが、今回は一頭も見かけませんでした。
冬だからか、あるいはまだ昼間だったからなのかもしれません。
だいたい野生の動物を見かけるときは、悪天候のときとか、少し暗くなりかけているときとかが多いような気がします。

六ツ石山からは、水根バス停まで下っていく道のりで、下っていきました。
その道のりがまた、すごい坂道の連続です。
こんな道、登ると本当に大変だろうなと思います。
そういえばその道を下るとき、ソロの女性登山者とすれ違いました。
とても疲れた顔をしていました。
それはそうでしょう。
とにかくすごい急な下り道の連続でしたので、そこを登って来た人は、そうとうきつかったに違いありません。

そんなこんなでなんとか下っていき、水根バス停に到着しました。
バス停に到着したのは15時25分でした。
バス停には三人組の登山者がバスを待っていました。
時刻表を見てみると、ラッキーなことに、15時29分の奥多摩駅行きのバスがあります。
たった4分待っただけで、すぐにバスは来ました。

バスに乗り込むと、バスの中にはたくさんの登山者がいました。
私の目の前の席では、年配の男性と、50代くらいの女性が楽しそうにおしゃべりをしていました。
「登山ってほんとにいいですねー」と女性は言ってました。
それに対して年配の男性は、「でも仕事がないからなー」と、言ってました。
年配といっても、まだ60代くらいの方のようです。
「じゃあ古民家でも買って、みんなを集めてそこを登山の基地にしましょうよ。ははは」などと女性は言っていました。
「それもいいねー、ははは」と、男性は返していました。
気心の知れたとても仲の良いお二人のように見えました。

奥多摩駅に到着して、バスから降りました。
バス停の前にお店があります。
ビールが売ってるのではないかと思い、そこに入っていくと案の定、ビールが売られていました。
それで私は350MLのスーパードライを購入しました。
そしてお手洗いを済ませてから、購入したビールをちびちび飲みました。
登山の後のビールは本当に至福のひとときです。

でも今回はとても疲れました。
コースタイムで見ると、6時間5分くらいの道のりだったようです。
それを5時間35分で歩いたので、少しコースタイムよりも早めに歩けたようです。

奥多摩駅を出発した電車の中の椅子に座り、ビールをちびちび飲んでいると、駅に止まるたびに、たくさんの登山者が続々と乗り込んできました。
とてもハイテンションな年配の方たちのグループが乗り込んできて、とても楽しそうに登山話をしていました。
そのグループのみなさんは、おそらくみんな60歳以上の方たちなのではないかと思います。
とても元気でハイテンションな方たちでした。

最寄り駅に到着して、私は日本亭という弁当屋さんで鳥の唐揚げをたっぷり購入しました。
今回は登山の前に購入しておいたおにぎりが丸々六個残ってます。
登山中は、ゼリー飲料を飲んだり、バターピーナッツを食べたりしていて、おにぎりは一個も食べませんでした。
やはり行動中の食べ物となると、バターピーナッツなどのお菓子類が最適です。
おにぎりを食べる場合は、腰を下ろした長めの休憩のときに食べたいところです。

最近は四時間くらいの登山が多かったので、今回の登山は5時間35分くらいかかり、結構疲れました。
結構疲れたせいか、ビールをたった350ML飲んだだけでも、結構酔っ払いました。

家に帰ってきて、おにぎり、鳥の唐揚げ、トマトジュースで食事をしました。
あまり食欲がなくて、鳥の唐揚げは八個も買ってきたのに、四個しか食べれませんでした。
おにぎりなんて、6個もあるというのに、2個しか食べれませんでした。

しかしこれを書いているうちに、またどんどん腹が減ってきました。
だからまたトマトジュース、鳥の唐揚げ、おにぎりで、再び食事をしようと思います。

今回の登山はそんな感じでした。
たっぷり歩いて疲れましたが、とても充実した登山になりました。
この調子で、ちょっときつめの登山もどんどん積極的にやっていきたいところです。
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