登山サークル アウトドアチャイルド

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浅間嶺に登ってきました
投稿日
2020/02/09
今日は奥多摩の浅間嶺に登ってきました。
武蔵五日市駅から9時に出発する数馬行きのバスに乗り、浅間尾根登山口バス停で下車しました。
下山は払沢の滝入口バス停まで下ってからバスに乗り、武蔵五日市駅に帰ってきました。
登山を開始したのは9時50分くらいで、登山が完了したのは13時10分くらいでした。
コースタイムは4時間30分のはずですが、それよりも大幅に早く、トータルで3時間20分の登山になりました。
払沢の滝入口バス停から武蔵五日市駅行きのバスは、16時台にはバスが一本もないので、なんとか15時台の最終バスに間に合うようにしようと思っていたのですが、実際の到着は13時10分で、予定よりも大幅に早く登山を終えることができました。
とても寒かったので基本的にずっと速足で歩いていたというのもあるのですが、それにしても随分と早く歩けたものです。
もしかしたら少しは体力がついたのでしょうか。
ここのところ、二日に一度のペースで登山しています。
しかし残念ながら体重はまったく落ちていません。
逆に体重増えました。
92キロだった体重は、昨日計ったら93キロになっていました。
どんどん体重が増えていきます。
この調子でいくと、100キロオーバーも近いかもしれません。
しかし思ったのですが、体重が重いと登山は不利という理屈は実はウソなのではないか思ったりします。
例えば身長が177センチの私のベスト体重は75キロだったとします。
で、実際の体重は93キロなので、18キロの重りを背負って歩いているようなものだと言われます。
それはさぞかしきついだろう。
疲れやすいだろう。
だから体力をつけたいのであれば、極力体重を減らしたほうがいい。
そういう理屈です。
しかし考えてみると、太ってるほうが有利な面もあります。
登山は有酸素運動です。
そして有酸素運動では、30分を超えるとエネルギー消費に体脂肪を使います。
だからランニングなどでダイエットをしたい場合は、30分以上は走らなければいけません。
30分以内でやめてしまうと、体脂肪を消費する前に運動が終わってしまうのです。
太った人が登山をすると、確かに最初の30分はきついです。
しかしそれを超えると、ふいに楽になります。
それはなぜかというと、エネルギー消費に脂肪を使い始めるからです。
そういう理屈で、93キロの私は体に18キロの余分な脂肪を蓄えていることになります。
つまり、18キロのエネルギーをすでに体に蓄えているのです。
だから登山中のこまめなエネルギー補給など必要ありません。
とても潤沢なエネルギーの源を、すでに体に蓄えているのです。
というわけで今日も、ほぼ飲まず食わずで登山しました。
水が飲みたくなったら水を飲みますが、特に飲みたいと思わないのであればムリして飲んだりしません。
食料は、あんぱん、おにぎり、ゼリー飲料、ピーナッツバターなど持っていきましたが、ほとんど不要です。
しかし後半ののんびりウォークのときには、ぽりぽりとバタピーを食べながら歩きました。

浅間嶺の登山は、とても軽めの登山でした。
きつかったのは最初の30~40分だけです。
最初の浅間尾根を登っていく道のりだけがきつい。
そのあとはずっと平たんな道のりで、とても楽です。
そして景色もとても良いです。
歩きやすくて、道中ずっと景色も良くて、とても楽しいハイキングです。
今回は登山というよりも、ハイキングという感じでした。
最後に払沢の滝も見て帰りたいと思っていたのですが、実際は登山で疲れ果てて払沢の滝を見に行く余裕は無いのではないかと心配していましたが、今回は登山がとても楽だったので、払沢の滝も余裕で見に行くことができました。
滝の日本百選に選ばれているらしい払沢の滝は、なかなか迫力のある、見事な滝でした。
登山なしで、滝だけを見に来ている人がほとんどでした。
小さなお子さんを連れたファミリーの方々も、何組か見かけました。
若いおかあさんが赤ちゃんを抱き、若いお父さんが小さな男児と小さな女児を連れていました。
とても微笑ましい光景でした。

登山のほうは最初の浅間尾根を登っていくところだけがきつくて、後は楽な平たんな道のりです。
浅間嶺は、おそらく最高地点のところでは、木札のような、小さな標識があるだけでした。
しかしそれよりもさらに進んでいくと、とても見晴らしのよい場所があって、そこには浅間嶺と書かれたとても立派な標柱が立っていました。
そして今日は、その場所から富士山の姿も見ることができました。
私は標柱と富士山と両方が映るように、何枚か写真を撮りました。
写真を撮り終わり、そこを離れようとすると、男性から「写真撮って貰えませんか?」と頼まれたので、写真を撮ってあげました。

あと猿岩という名所もしっかりと見てきました。
しかし地図に書かれてある一本松(一本杉)というものは、見かけませんでした。
あと、人里峠という峠も通り道にあったはずですが、気付かずに通り過ぎていました。

立派な標柱のあった展望台ピークからしばらく歩くと、松生山という山に続く道がありました。
地図を見ると、破線の道のりのようです。
今回はそちらには行きませんでした。
松生山、機会があれば行ってみたいようにも思います。

とても歩きやすい平たんな道のりを歩き続け下山して、払沢の滝もしっかり見て、そして払沢の滝入口バス停からバスに乗り、武蔵五日市駅前まで帰ってきました。
そして駅前の売店で、一番搾りビールを買いました。
まだお昼の二時台だというのにビールを飲んで酔っ払って申し訳ないです。
登山後のビールのひとときはまさに至福のひとときです。
売店で、おにぎりも二つ買いました。

そして家に帰ってきて、たっぷり食事をしました。
昨日、シチューを作っておいたので、それを温めて食べました。
あと、卵四つを使って、とろけるスライスチーズ入りの卵焼きを作りました。
卵焼きを、なたね油とバターで焼きました。
ケチャップもたっぷりかけました。
とても美味しい卵焼きになりました。
あと、コンビニで買ったおにぎりも四つ食べました。
朝に二つ買い、登山後に二つ買い、合計四個です。

おにぎり四つと、卵四つの卵焼きと、シチューを食べ、もうお腹はいっぱいです。
これでまた一段と体に脂肪を蓄えることができたのではないかと思います。

体に脂肪をたくさん蓄えておいたほうが、エネルギー補給無しに長距離を歩く事ができると思います。
だからそんなにダイエットにこだわらなくても良いのかもしれません。
なんといっても登山後の食事ほど美味しいものはありません。
別に登山に限ったことではないとは思いますが、やはりスポーツをした後は、食事がとても美味しいです。
その幸せいっぱいの食事をダイエットのために制限するなんて、なかなかできることではありません。
やはりどうしても、ビールを飲んで、美味しいものをたくさん食べる。
それもまた、登山の醍醐味の一つであるに違いありません。
さらに温泉に入ったり、サウナに入ったりなんかすると、ますます快適です。
極楽気分を堪能できます。
たっぷり体を疲れさせ、温泉で疲れを癒し、ビールを飲んで、美味しいものをたくさん食べる。
その楽しみを一度味わってしまうと、もうこれは麻薬です。
もう登山の道から抜けることはできません。

体重に関してはムリして体重を減らそうとは思わないことにします。
ただすらっとスマートなほうが見た目がカッコいいし、いかにもスポーツマンって感じもするので、痩せたほうが良いようにも思うのですが、それでもやはり、思い切り味わう飲食の魅力はなかなか捨てがたいものです。

次はどこ行こう。
気が向いたら雪山にもチャレンジしたいところですが、近場の登山でも充分楽しいので、ムリをせず、楽しく登山をしていければと思っています。
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