登山には色々な楽しみ方があります。
登山後のビールや温泉を楽しみにする。
風景、花、草木、岩、苔、大自然、滝、美味しい空気を楽しむ。
困難な山にチャレンジして登頂を果たし、達成感を楽しむ。
今回私は八ヶ岳で雪山チャレンジをしてこようと思い、準備はすべて整えたのですが、今一つ乗り気になれず、近場の登山で済ますことにしました。
本沢温泉で二泊テント泊をして、雪山の硫黄岳を狙おうと思いました。
無雪期には一度登ったことがある道のりです。
ピッケル、アイゼン、サングラス、手袋、ニット帽、首まわりの暖房着、雪山用登山靴など、装備は万全に揃ってます。
しかし雪山の硫黄岳、やはりリスキーな登山です。
おまけに天気予報では雪が降るそうです。
雪が降ると、踏み跡も消えてしまうかもしれません。
とりあえず行けるところまで行って、厳しそうだったら引き返せば良いのではないか。
そのようにも思ったのですが、せっかく高い交通費を払って八ヶ岳まで来たのだから登頂せずに帰るのはもったいないと思ってしまい、ムリして登ろうとしてしまうかもしれません。
そして怪我をするなり、命を落とすということだって、ありえます。
そういったことをあれこれ考えると、ますます行く気が無くなってきます。
行こうか、どうしようかとさんざん迷ったのですが、今回は行かないことにしました。
ムリして冒険登山をする必要もありません。
ゆくゆくは雪山登山も本格的にしていきたいとは思っているのですが、なかなか雪山は手が出せないものです。
やはりまずは初級雪山の北横岳、入笠山あたりから始めたほうが良いのかもしれません。
しかし交通費もかかってしまいますし、万が一最終バスに乗り遅れてしまった場合はタクシー代もかかってしまいます。
日帰り登山に失敗し、どこかで宿泊することにもなるかもしれません。
そういったさまざまなリスクを考えるとお金はたっぷりめに持っていく必要もありますし、大きな出費も覚悟しなければいけません。
しかし時は金なりともいいますし、ここは
思い切って大出費を覚悟して、雪山経験をどんどん積んだほうが良いのかもしれません。
色々と悩ましいところです。
しかし今回は雪山はやめておいて、近場の登山で済ませようと思います。
今日は奥多摩の浅間嶺に登ってきます。
大自然を満喫し、登山後のビールを楽しみにする登山をしようと思います。
雪山登山はまたの機会です。