登山サークル アウトドアチャイルド

登山サークル アウトドアチャイルド

<<「大菩薩嶺の登山レポート」
高尾山の登山レポート
イベント名
高尾山(稲荷山コース)の登山
イベント日時
2019年7月7日(日)
報告者
MK
2019年7月7日、男性3人で高尾山に登りました。

私は少し早めに高尾駅に到着して、高尾駅のドトールで新聞を読みながらアイスコーヒーを飲んでいました。
この日の待ち合わせ時間は11時30分です。
すると10時30分ごろ、この日参加予定だった女性のNさんからドタキャンの連絡がありました。
なんでも体調を崩されたようです。
それでこの日は男性3人での登山になりました。

この日のメンバーのHさんは、前日の大菩薩嶺の登山でもご一緒した方です。
今回でサークル登山は5回目の参加になります。

もう一人の方のSさんは、初参加の方です。
今回は最後にビアガーデンで飲み食いするというコースで、純粋な登山というよりも、交流目的の登山のような形になっていました。
それで数日前までは女性参加者は2人でした。
それを見て今回Sさんは申し込んで来られたと思うので、女性と知り合うことを期待して来られる方だろうと思っていました。

にもかかわらず、当日の天気が微妙であったため、女性が一人キャンセルして、最後に残ったNさんもまた、なんと待ち合わせ時間の一時間前にキャンセルするという大惨事が発生してしまいました。

Sさん、さぞかしがっかりするだろう。

それを考えると気が重く感じます。
Hさんには前もって「Nさんドタキャンしました」と、伝えておきました。

待ち合わせ場所の高尾山口駅でHさんと合流しました。
それから「アウトドアチャイルド」と書かれた紙を手に持って、Sさんを待ちました。

Sさんを待ってる間、カップルの方に「写真撮ってもらえませんか?」と言われ、写真を撮って差し上げました。

しばらく待ってると、初参加のSさんがやってきました。

Hさん、Sさんと揃いましたので、その日の地図をお渡しして、軽い自己紹介をしあいました。

Sさんは今回は男だけの登山になったとお伝えしても、「ぜんぜん大丈夫ですよ。ははは」と、まったく気にしていないような感じでした。

それで早速三人で登山を開始しました。
今回は、稲荷山コースでの登山になります。

コースタイムとしては、1時間40分くらいで山頂に到着します。

Sさんは積極的に話をしてくれるタイプの方で、楽しく話をしながら登山しました。

かなり上級者の方のようでした。
登山歴は6年くらいで、西穂高岳から奥穂高岳までの登山などもされた経験があるようです。
有名なジャンダルムという難所も、歩いた経験があるとのことです。
北穂高岳と槍ヶ岳の間になる、大キレットも歩いたことがあるそうです。
八峰キレット、不帰キレット、大キレットが、北アルプスの三大キレットと呼ばれているそうですが、それもすべて歩いたことがあるそうです。
剱岳、奥穂高岳、槍ヶ岳も登ったことがあり、北アルプスにある14座の百名山も、すべて登ったことがあるそうです。
いつもテント泊で登山されているらしく、テントは6個持っているそうです。
雪山の経験もあるみたいで、八ヶ岳の赤岳だったら、何月でも登れると言っていました。

そのような上級者の方なので、体力はもちろんあります。
Hさんも体力はあります。
そのため、稲荷山コースは、あっという間に終わりました。

え、もう着いた?
と、びっくりするような感覚で、あっという間に高尾山の山頂に着きました。

そこでしばし立ち話をして、すぐにビアガーデンの会場のほうに向かいました。

みなさんもう高尾山には何度も来られているようです。

ビアガーデンの会場に到着して、Sさんはビアガーデンに寄って帰るか、ちょっと迷っているみたいでしたが、せっかくなのでということで、ビアガーデンもご一緒することになりました。

ビアガーデンは男性は3800円でした。
これで二時間食べ放題、飲み放題です。

ビアガーデンには待つことなく、すぐに入ることができました。

Hさんは8年くらい前に高尾山のビアガーデンには来たことあるみたいで、今回は久しぶりのようです。
Sさんは高尾山のビアガーデンは初めてのようです。

この日は曇りで、小雨、弱雨がぱらぱらと降ったりもしていました。
あまり天気が良い日ではなかったせいか、ビアガーデンはガラガラでした。

我々は外の適当な場所に座り、楽しく話ながら飲み食いしました。

Sさんはヒマラヤ登山にもお詳しいようで、いろいろと教えてもらえました。

ずっとソロで登っているとのことで、ソロで登れる山はだいたい登ってしまったとおっしゃっていました。

Hさんは私のことを登山の上級者と思っていたみたいですが、Sさんに比べると私はまだまだ登山の初心者レベルであることを知ると、「上には上がいるもんですねー」と、おっしゃっていました。

ビアガーデンでは、登山サークルのメンバーの話や、登山の話などで、楽しく盛り上がり、美味しいものをたくさん食べ、私はビールは三杯ほど飲みました。

高尾山のビアガーデンは年に一回は必ず来たいと思っていました。
今年は一度もこれなかったので、その願いがこの日かないました。

二時間を15分ほど残して、「ではそろそろ行きますか」ということになり、ビアガーデンを後にしました。

それでビアガーデン会場の前のトイレでお手洗いを済ませて、一号路で歩いて下山しました。

話をしながら下山して高尾山口駅に到着しました。

高尾山口駅からプラットフォームに移動して、高尾駅まで移動しました。

Sさんとは高尾駅でお疲れさまでしたの挨拶をしました。

Hさんとは立川までご一緒して、そこでお疲れさまでしたの挨拶をしました。

この日の登山はそのような感じでした。

なんか、あっという間に終わりました。

稲荷山コースから登り、休むことなく一気に山頂まで歩き、それからビアガーデン会場に移動して、二時間程度飲み食いして、そのあと一号路で下山しました。

私は常々、北アルプスの奥穂高岳、剱岳、槍ヶ岳には登りたいと思っていましたし、ジャンダルムや大キレットのような、有名な難所もいつかは歩いてみたいと思っていました。
北アルプスにある14座の百名山もできればすべて登っておきたいと思っていました。

それらすべてを、すでにSさんは経験していました。

まさにSさんのようになることが私の目標です。
Sさんくらいのレベルになれば、私も初心者扱いされなくなるに違いありません。

たった6年の登山歴でそこまでの経験を積めたSさんことがとてもすごいなと思います。
目標にするにはあまりにもレベルの高すぎる人だなと思いました。

今回は女性が一人もいなくて男性のみの登山になってしまい、楽しい登山になるのか心配していましたが、私にとってはとても楽しい登山になりました。
楽しいだけではなく、とても勉強にもなったし、とても刺激にもなりました。
自分が目指していたことを、すべてことごとく経験してしまっているSさんと身近に接して、そのお話をいろいろとお聞きできたことはとても良い刺激になりました。

私も仕事が不安定なため、本格的な登山をずっと続けることは難しいかもしれませんが、収入がある間はSさんに近いレベルになることを目指して登山を頑張っていきたいと思っています。

前日の大菩薩嶺に続き、この日の高尾山の登山にも参加してくれたHさんにも本当に感謝です。
物腰が柔らかく、礼儀正しいHさんは、とても付き合いやすい方です。

せっかく登山を始めたのだから、やはり登山の醍醐味というのも、味わってみたいところです。

低山の魅力も捨てがたいですが、高い山にもどんどんチャレンジしていればと思っています。

山の草木や、山ごはんなども、機会があればどんどん勉強していきたいところです。
<<「大菩薩嶺の登山レポート」