登山サークル アウトドアチャイルド

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高尾山の登山リポート
イベント名
高尾山の登山
イベント日時
2018年8月4日(土)
報告者
MK
2018年8月4日、女性1人、男性2人で高尾山に登りました。

待ち合わせ場所はJR高尾駅の北口です。
私は少し早めに高尾駅に到着し、南口のモスバーガーでチーズバーガー二つとLポテトセットを食べました。
飲料はコーラを注文しました。
食事後は新聞を読んで時間をつぶして、待ち合わせ時間に近くなってから待ち合わせ場所に向かいました。

待ち合わせ場所の高尾駅の北口で待っていると、男性Sさんがやってきました。
麦わら帽子をかぶったワンパク少年という雰囲気でした。
実際に麦わら帽子をかぶっていたわけではないのですが、それと似た形の帽子をかぶっていて、靴はトレラン用のような小さめサイズのもので、半ズボンで、リュックも小さめのリュックでした。
シャツはクマが四頭描かれたモンベルのシャツを着てました。
山登りの格好というよりも、山に昆虫を獲りに行くワンパク少年、といった風な印象の格好でした。

Sさんとはすでに何度かお会いしています。
以前にお会いしたときと比べて、ずいぶん痩せているように見えます。
5キロ以上は痩せてると思います。
Sさんはエベレスト登山を目指していて、二日に一度はトレーニングをしているらしく、登山歴も非常に豊富です。
白馬岳、槍ヶ岳、八ヶ岳、燕岳、甲武信ヶ岳、富士山、雲取山など、いろいろな山に登られています。
テント泊も経験しています。
小学校の先生をされていて、今月の夏休みはとても長いようです。
三週間くらい休みがあるらしいです。
その休みを利用して、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、金峰山、瑞牆山、北岳、間ノ岳などに登られる予定のようです。
車を利用して登山をするとのこと。
塩見岳も行くといっていたような気もします。
今月で7座の百名山を登る予定とのことでした。

高尾駅の改札口でSさんとおしゃべりをしながら待っていると、女性Mさんがやってきました。
Sさんと同様、しっかり帽子をかぶっています。
上から下までしっかりと登山の格好です。
リュックは小さめのサイズでした。
Mさんともすでに何度かお会いしています。
経理関係の仕事をされている方で、昔は長距離走の選手だったとのことです。

軽くMさんとSさんを引き合わせてから早速バス停に移動しました。
バスはすでに到着していて、すいている二台目のバスのほうに乗って、一番後ろの席に三人で並んで座りました。

ここからまず、小仏バス停までの移動です。
女性Mさんはとても性格が明るくて、楽しく話をしてくれる方です。
男性のSさんは、小学校の先生をしているだけあって話し方がとてもマイルドで、いつもにこやかな表情です。
MさんとSさんは初対面なのですが、すぐに打ち解けていろいろとおしゃべりをされていました。

今回は小仏バス停から小仏峠、小仏城山と経て、高尾山山頂に到着して、そこからビアマウントまで移動してビアマウントで飲食をして帰るという予定です。

しかしそれだとビアマウントまで早く着きすぎてしまうのではないかという話になりました。
MさんもSさんもかなり体力がある方なので、確かにそうとう早く着きすぎてしまいそうな気がしました。
それで、小仏バス停から小仏峠に行くのではなく、まずは景信山に登って、そこから小仏峠に行くというルート変更はどうだろうかとご提案してみたところ、お二人とも、そちらのほうが良さそうですね、という話になりました。
それで、まずは景信山に登ることになりました。

今回は景信山、小仏城山、高尾山と、三つの山の三縦走です。

景信山までは65分ほどのコースタイムなのですが、猛暑の一日です。
途中長めの休憩などを取って、コースタイムよりもやや遅めの時間で、景信山の山頂に到着しました。
猛暑の中での一時間以上の登山はなかなかハードです。
景信山の山頂に到着したときには、かなり疲れました。
Mさんは山頂の茶屋でコーラーを買ってました。

ひろびろとした景信山の山頂には三十人くらいの人がいました。
ここからの景色はとても見晴らしがよく、とても目を楽しませる風景でした。

しばらく休んでおしゃべりをしたあと、登山を再開しました。
小仏バス停から景信山の山頂までは登り一辺倒の道のりでしたが、ここからは緩やかな下りや登りの繰り返しの、とても歩きやすい道のりです。

次に目指すべき場所は小仏城山です。
小仏城山の茶屋の巨大かき氷は、そこの名物です。

早くかき氷を食べたい!
その一心で、小仏城山に向かって歩きました。

そして小仏城山に到着。

Mさんはなめこ汁にもとても興味を持っていました。
かき氷にするか、なめこ汁にするか迷ってました。
それで結局、宇治金時だったか、かき氷の小サイズを注文しました。

Sさんは、かき氷のレモン味の大を注文して、わたしはかき氷のイチゴ味の小を注文しました。

かき氷のサイズですが、小サイズでもすごい量です。
大サイズとあまり見た目のインパクトは変わりません。
大量の氷と、イチゴ味などのシロップ、それとスプーンが、銀色のオボンに乗せて渡されます。

この暑い中で食べるかき氷は実に旨い!

かき氷、大好評です。

今回は小仏城山でかき氷を食べ、ビアマウントでビールを飲みます。
登山というよりも、グルメツアーのような状態になっています。

かき氷を食べながら楽しく談笑しました。
仕事のグチ話とか、登山の予定の話とか、人生設計の話とか、いろいろな話をしました。

小学校の先生のSさんは詳細に人生設計をされていて、これから心理学の勉強もしていく予定のようです。
ゆくゆくはカウンセラーのような仕事も考えているとのことでした。
新しくそういう国家資格ができたらしく、その仕事についた場合、日給が4万4000円くらいになるとのことでした。
そしてその仕事をしながら、エベレストを目指すというような話をされていました。

Mさんの仕事も残業が多くて、難しい人も多くいたりして、かなり大変なようです。
どの職場も大変なのだなと思いました。

どうでもいい話なのですが、アリの生命力について。

Mさんの宇治金時のかき氷に、アリが登ってきました。
Mさんは慌ててアリを落としました。
するとアリはかき氷が溶けた水の中に落下しました。
そしてぐったりとしました。

アリ、死んだな。
そう思って見ていると、再びアリが動き出し、びっくりしました。

しかし再びアリはぐったりしました。
今度はぐったりしたアリを、かき氷がとけた水の中から取り出して、テーブルの上に置いときました。

もう完全に丸まってしまって、完全に死んでるようになりました。

かき氷も食べ終えて、おしゃべりもひと段落して、さて登山を再開しようということになり、食器を片付けはじめたところ、

再びアリが復活しました!

何事もなかったように、活発に動いていました。

アリの生命力、おそるべし。
アリはそう簡単には死なないようです。
そしてアリは死んだふりがうまいようです。

かき氷を食べ終えて、次はいよいよ、高尾山の山頂をへて、ビアマウントでビールです。
今回はMさんもSさんもビアマウントに行くとのことです。

それからまたしばらく歩き、高尾山の山頂に到着しました。
やったーと歓声を上げたいような気分です。

けっこう長い道のりであったように感じました。

高尾山の山頂は思ったよりは人が多くありませんでした。
それでも百人くらいはいたと思います。

山頂のトイレでお手洗いだけを済ませてさっそく、ビアマウントの会場に向かいました。

その途中、石井スポーツの社員の人らしき人と出くわしました。
その人が持っていたぬいぐるみについて、Mさんが可愛いですねーと声をかけたところ、とても話し好きな方みたいで、ぬいぐるみの話などで、しばらく話し込みました。
この方は石井スポーツの「毎日高尾山」というものの担当をされているようです。
今回も仕事で高尾山に来ているようです。
石井スポーツの高尾店で勤務されている方みたいな風に言っていました。
話し好きなとても楽しい感じの方でした。
Mさんはその方との立ち話を終えたあと、「わたしも石井スポーツで働きたいなー。たのしそー」と、言っていました。

山頂から高尾山薬王院や、立ち並ぶ売店、天狗の像などを見物しながら、ビアマウント会場に向かいました。

ビアマウント会場に到着したのは、15時くらいでした。
なかなかちょうどいい時間帯です。
景信山を経由したのは正解でした。
景信山を経由せずに登った場合は、ビアマウントの会場に早く着きすぎてしまうところでした。

ビアマウントは行列に並ぶことなく、すぐに会場に入ることができました。
会場の中は人でいっぱいでした。
そこで適当な場所を見つけ、そして楽しいビールの時間の始まりです。

かんぱーい!

猛暑の一日の登山後のビールの味はまさに格別です。

ギョウザ、焼き鳥、から揚げ、おでん、たこ焼き、きゅうり、モモ、シャーベット、おそば、プチトマト、ハンバーグ、焼きそば

などなど。
美味しいものもたくさん取ってきて食べました。

ビアマウントは二時間飲み放題、食べ放題です。
女性は3600円、男性は3800円でした。

じっくりと飲み食いしながら、楽しくおしゃべりをしました。

お二人は登山サークルの運営にもすごく興味を持ってくれていて、いろいろとアドバイスをしてもらえました。

まず、ラインを使うようにしたほうがいいというアドバイスもありました。
ラインのアルバムなどに、誰でも山行の画像を投稿できるような感じがいいみたいです。
サークルのラインのアカウントを作成して、そのアカウントをみんなに追加してもらうようにすれば、連絡も楽になり、良いのではないかという話でした。
実際にMさんの友だちの会社の登山部は、そんな感じにしてるみたいです。

山行があった場合、画像をたくさんラインのアルバムに投稿すれば、どんな感じの山行であったのか、来てない人にもわかりやすく、とても良さそうです。

あと、サイトのトップページの画像の、陣馬山の画像も、そろそろ変えたほうがいいのではないかという話もありました。
富士山とか、日本アルプスとかで、もっと良さげな画像があれば、変えたほうがいいかもしれません。

あと問題は、大不評のブログです笑
参加を検討している人がブログを読んだ場合、決して好印象は与えないという話です。
それは確かに私も気付いておりました笑
毒はきまくり、本性むき出しのブログになってしまっていますので、このブログをサイトの目立つ場所に置いてしまってるのは、参加を検討されている方が参加を躊躇する大きな要因になっています。
そこも大きな問題点の一つです。
貴重なアドバイスをたくさん頂けたので、サークル運営の改善のための参考にさせて頂きたいところです。

MさんもSさんも当サークルにとても興味を持ってもらえて非常に有難い話です。
お二人により楽しんでもらえるようなサークルにしていくためにはどうすればいいのか。
参加者の人数を増やすためにはそうすればいいのか。
じっくりと検討していきたい課題です。

ビアマウントでの飲み食いが終わり、一号路で下山しました。
酔い覚ましにはちょうど良い道のりです。
お二人ともビールをかなり飲んでいましたが、あまり顔にでは出ていませんでした。

高尾山口駅に到着して、駅のプラットフォームに行きました。
Mさんは青春18切符を使ってきていたので、京王線では使えないようでした。
高尾駅まで移動して、そこから中央線で帰るようです。

Sさんは高尾山口駅から準急の新宿行きの乗って帰るとのことで、そこでお疲れさまでしたの挨拶をしました。

Mさんとは、立川駅までご一緒しました。
そして立川駅でお疲れさまでしたの挨拶をしました。

今回の登山はそんな感じでした。

少人数での登山になりましたが、少し深い話をいろいろとできて、とても楽しい登山になりました。

ソロ登山もソロ登山で楽しいですが、複数人での登山もまた違った楽しさもあります。
また機会があればぜひみんなで登山したいなと思っています。

今回のグルメツアー的な登山も、とても良い登山だと思いました。
今回と同じ内容の登山も、親交を深める場としてはとても良いと思うので、ちょくちょくやっていくのも良いかもしれません。
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