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三峯神社(白いお守り)の登山リポート
イベント名
三峯神社(白いお守り)の登山【20~55歳】
イベント日時
2017年12月1日(金)
報告者
MK
2017年12月1日、男性2人で三峯神社に登りました。

今回の参加者は男性が一人だけでした。

三峯神社では毎月1日に白いお守りというお守りを配布しています。
それが大人気で、それを手に入れるために配布の前日から三峯神社に行く人もいるほどです。

私はこの日、とりあえず4時に起きてから、だらだらと支度をして、5時過ぎくらいに家を出ました。
今回は三峰口駅に9時30分の待ち合わせなので、そんなに早く出なくても楽々間に合いそうです。

コンビニでおにぎりを5個買いました。
水道水入りのペットボトルは三つ、持ってきています。

とりあえず西武秩父駅まで移動して、西武秩父駅の暖かい待合室でしばしのんびりしました。
おにぎり五個もそこで全部食べました。
あと、チョコレートも一袋持ってきています。

おにぎりを食べて、お手洗いを済ませ、そして温かいお茶を飲んでから御花畑駅に行きました。
そしてそこから影森駅まで行って、そして影森駅から三峰口駅まで行きました。

この電車に乗ると、三峰口駅に到着するのは8時9分です。
その次の電車ですと、8時38分です。

今回来られる男性はKさんという方です。
もしKさんが遅刻なしで来るとしたら、同じ電車に乗っている可能性が高いです。

ちらちらとあたりを見ていると、「あの人かなー」という人がいました。
そして改札口の前で待っていると、やはりその方が改札口のところにやってきました。

「あ、Kさんですか?」
「はい、そうです」
「あどうも、今日はよろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくです」

というような簡単な挨拶を交わし、

「では早速行きましょうか」と、言って、早速歩き出しました。

今回は三峰口駅から徒歩で三峯神社に行きます。
待ち合わせの時間は9時30分でしたが、すでに二人揃ったので、歩きはじめたのは9時20分くらいでした。

Kさんはすごく楽しく話してくれる方です。
オープンで、ざっくばらんな性格の方のようです。
年齢は42歳とのことで、病院でナースコールとか、機械の管理の仕事をしているそうです。
もう今のお仕事についてから、6年くらいになるとのことでした。
電気工事士やボイラーなど、10個くらいの資格をお持ちとのことです。

それとKさんは、結婚も望まれていて、お子さんも欲しいとのことでした。
それでイベント会社の婚活イベントなどにも最近、何度か参加されたとのことでした。

Kさんはけっこう歩くのが早くて、体力もある方でした。
ほとんど休みなしで、道中ずっと、話をしながら歩きました。

なんでもKさんのお父様と、おじい様がお二人とも自衛官をされていたそうです。
そのためKさんも「自衛官になれ」と言われて続けていたらしいのですが、Kさんはお父様たちとは全然違う道を歩まれたようです。

なんか経歴が私とかなり似てました。
Kさんは30歳まではフリーターをしていて、30歳になってから色々な資格の勉強を始められたようです。
わたしも同じく30歳くらいまではフリーターをして、それから簿記とか、プログラムとか、いろいろと勉強を始めました。

かなり経歴が似てます。
お年も42歳とのことで、44歳の私とほぼ同年代です。

なんか初めてお会いした方なのですが、なんとなく、ずっと会ってなかった友だちに久しぶりに会ったという感じで、妙に懐かしい印象を感じました。

道中は、三峰口から安全な道を歩き、車道は広い歩道のある道を歩きました。
それから軽い山道に入ってから、民家が立ち並ぶエリアを進みました。

いたって安全な道です。

「今日は裏参道でもいいですか?」と、Kさんにお聞きすると、「どっちでもいいですよ」とのこと。

三峯神社に登っていく道は、表参道と、裏参道があります。
表参道のほうが近いのですが、歩道のない車道を50メートルほど歩きます。
裏参道を行くのであれば、歩道のない車道はまったく歩きません。
一度、車道を横切るだけです。
その後はずっと安全な道です。

岡本バス停というところまで歩いて、そこから裏参道で三峯神社に登る。
それが一番、安全な道になります。
ただ表参道に比べて、40分程度、距離が長くなります。

Kさんは過去に三年ほど女性と同棲していたことがあるそうです。
なんでもそのお相手の女性は、12歳も年下の女性だったとのことでした。
その女性、デートをするときによく母親を連れてきていたそうです。
母親とすごく仲が良い方だったとのこと。
Kさんは母親同伴のデートはけっこうイヤだったとのことでした笑

Kさんは今の仕事について6年くらいになるとのこと。
生活はかなり不規則になったようです。
泊りがけの作業があったり、土日も出勤のケースも増えたそうです。
そのように生活が不規則になったことなども原因で、彼女とはギクシャクするようになってしまい、そして結局別れてしまったとのことでした。
それから5年くらいは、まったく女性とお付き合いしていないとのことでした。

Kさんは自衛官の血をついでいるためか、体力はかなりありそうな感じの方で、歩くペースも早くて、三峯神社まで、あっという間に到着しました。

三峰口駅から三峯神社まで。
今回は長めの裏参道から登ってきたにも関わらず、結局、3時間20分くらいで到着しました。

これだったら待ち合わせ時間を9時30分にせずに、もっと遅くしてもまったく問題なかったようです。
10時とかでも楽々大丈夫だったみたいです。

この日の天気は曇りでした。
そのため三峰神社も霧に覆われていました。
それがけっこう、神秘的な雰囲気になっていました。

神社の入り口で、白いお守りの引換券を貰いました。

それでKさん、カメラが趣味らしく、立派な一眼レフカメラを取り出して、三峯神社を撮影しまくっていました。

白いお守りを貰うところまで行って、巫女さんみたいな女性に引換券を差し出し、2000円を払い、白いお守りを貰いました。
Kさんの妹さんがご病気をされているそうで、Kさんは白いお守りを妹さんにプレゼントすると言ってました。

Kさんにとって、今回は始めての三峯神社です。
なんか参拝したりとか、たくさん写真を撮ったりとか、いろいろされたいみたいでした。
そのため、13時から14時までは自由行動として、Kさんとはいったん別れました。
三峯神社の旅館みたいな建物の前で、また14時に集合しよう、ということになりました。
バスの時間は14時30分でした。

Kさんと別れたわたしはお店に行って、秩父わらじかつ丼を食べました。
みそ汁とお新香もついて、千円でした。
温かいお茶が入ったポットがテーブルに置かれていて、私は温かいお茶も二杯飲みました。

ゆっくり食事をして、お茶を飲んで、それから旅館の建物に戻り、土産品を眺めているとすぐに待ち合わせ時間の14時近くになりました。

Kさん初の三峯神社って言ってたから、もしかしてもっとゆっくりしたいのかな?

14時近くになって待ち合わせ場所にKさんがやってきました。
わたしはKさんに、「もしかしてもっとゆっくりしたかったりします?」とお聞きすると、「いやもう大丈夫です」とのこと。
それで一緒にバスで西武秩父駅まで帰ることにしました。

平日の12月1日の三峯神社は、白いお守りを貰いに来た人で大行列ができているかと思ったのですが、実際はそれほどでもありませんでした。
白いお守りの引換券も、並ぶことなくもらえましたし、白いお守りも、並ぶことなく、すぐに受け取れました。
天気も曇りだったので、いつもの一日よりはもしかしたら人は少なめだったのかもしれません。

それでもやはり白いお守りの日ですから、いつもの三峯神社に比べると、かなり多くの人がいました。
ご利益のあるそうな神木の前では、その木に手で触れようという方たちで、長い行列ができていました。

14時30分発のバスも、4台ずらりと並んでいました。
そしてバスに乗るのに回数券を配っていました。

わたしとKさんはバスに座ることができず、1時間15分の道のりは、バスの中で立っていました。

バスの中では、山の遭難のことや、山の保険のことなどを、Kさんとお喋りしていました。
しかしバスの後半は、すごい車酔いになりました。
車酔いの薬をちゃんと飲んでいたにも関わらず、しっかりと車酔いになりました。
バスの1時間15分の道のりの、最後の30分はまさに地獄でした。

ようやくバスが西武秩父駅に到着して、バスから降りると、Kさんもバスから降りてきました。
Kさんもがっつり車酔いをされたみたいで、とても苦しそうな顔をしていました。

バスは座れれば酔わなかったと思うのですが、ずっと立ってたので、思いっきり酔ってしまいました。

西武秩父駅に到着してからKさんとお別れしました。
Kさんは温泉によって帰るかどうか、迷っていました。
「またお会いしましょう」とKさんに言って頂けました。

今回は三峰口駅から三峯神社まで、3時間20分程度の道のりでした。
登山のほうはわりとすぐに終わった感じです。
しかし今回はしっかりと白いお守りを入手できましたし、Kさんにはけっこうご満足いただけた感じでした。
それとKさん、おみくじを引いて、大吉が出たみたいです。
金運が最高で、恋愛運も「末永く付き合える人が見つかる」みたいなことが書かれていたみたいです。
それでKさん、かなり上機嫌になってました。

Kさんは性格がオープンで、とても気さくで、嬉しいこととか、楽しいこととか、とてもストレートに表に出してくれます。
なんでもKさん、ディズニーランドでも三年くらい働いていたことがあるそうです。
神社にもかなり興味があるみたいで、三峯神社の御朱印もしっかりともらってました。

Kさんは話をしていてとても面白いし、あまり気を使わなくていい感じの方で、とても感じの良い方でした。
初対面の方だったので、楽しく登山できるか少し不安でしたが、Kさんと一緒の登山はとても楽しい登山になりました。
私にとってはまさにKさんとの登山は、

大吉

って感じでした。
またぜひご一緒できればなと思いました。

三峯神社のイベントのほうも、三峰口駅からの徒歩での三峯神社への道のり、危険個所もまったくなく、なかなか悪くない道のりでした。
裏参道を登ってくる途中、リスの姿も見かけましたし、Kさんは帰りのバスの中からサルの姿も見たそうです。
この月の1日に白いお守りを貰いに行くという登山は、今回の参加者はKさんだけと人数が少なかったのですが、白いお守り自体はとても人気があるお守りなので、イベントの開催をたくさんの人に知らせることができれば、たくさん人が集まるイベントになる可能性はあるなと思いました。
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