登山サークル アウトドアチャイルド

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大菩薩嶺の登山リポート
イベント名
大菩薩嶺の登山
イベント日時
2017年11月26日(日)
報告者
MK
2017年11月26日、女性2人、男性6人で大菩薩嶺に登りました。

わたしはこの日、4時に起きてから、前日準備しておいた持っていくものをリュックに入れてから、外出しました。

今回は、60リットルの大きなリュックを持っていきました。
いつもは登山用ではない、街中で使うタイプの、小さなリュックを持っていくのですが、今回はがっつり登山用の大きなリュックを持っていきました。

今回の大菩薩嶺の登山は、3時間20分程度しか歩かない初心者向けの登山です。
大菩薩嶺の標高じたいは2057メートルと、かなり高いのですが、標高1580メートルの上日川峠までバスで行くので、歩くコースの標高差はあまりありません。

今回は甲斐大和駅で待ち合わせて、上日川峠までバスに行き、そこから福ちゃん荘まで歩き、そして唐松尾根を登って雷岩に到着して、そして大菩薩嶺に行って、また雷岩に戻って、そして大菩薩峠まで行って、また福ちゃん荘に戻って、そしてバス停まで帰ってくるという、比較的短い道のりです。

コースタイム通りに進んだ場合は、3時間20分程度の道のりです。
こんなに短い時間の登山で、楽しく充実した登山になるだろうか?

たっぷり休憩を取って、交流を充実させるという作戦もあります。
しかし最終のバスの時間が早く、最終のバスの時間は15時45分です。

上日川峠には10時ごろに到着します。
そこから15時45分には戻ってこないといけません。

そもそも今回は日曜日ですし、初心者向けのコースとなっています。
そしてイベントの終了時間は16時にしています。

16時に終わるということは、上日川峠からの、15時のバスに乗る必要があります。
それに乗れば、甲斐大和駅まではバスで45分くらいなので、16時前にイベントを終了させることができます。

今まではけっこうイベントの終了時間は、ほとんど無視していました。
余裕で予定の終了時間をオーバーしていました。

しかし終了時間のあとに、予定を入れている人もいます。
だから基本的には予定の終了時間を定めたのであれば、その時間になる前にイベントを終了させる必要がありそうです。

だから今回は、基本、上日川峠の15時のバスに乗って帰る。
そして遅くても15時45分のバスには確実に乗らなければいけない。
そのような登山になります。

そういう短い時間の登山イベントで充実したイベントになるだろうか?

短い時間の登山で充実した登山にするためには、休憩をたっぷり取って、交流を充実させることが有効そうです。
休憩が少なく、さっさと歩いて、山頂に行って、さっさと戻ってバスに乗って帰る、というのでは、あまりにも味気ない。
短い距離のコースの場合、ゆっくり歩いて、たっぷりと休憩する。
それが良さそうな気がします。

というわけで、今回は交流を充実するための作戦として、山頂でカフェ、という作戦を立ててみました。
なんかどっかの登山サークルのパクリみたいな感じですが、それは結構有効そうです。

この日の前日、両神山の登山イベントでご一緒した女性Sさんに山頂でカフェのアイデアを相談してみると、「それ良さそうですねー。たのしそー」と、言っていただけました。

で、今回の短い時間の登山では、山頂でカフェをする。
しかし時間は限られているので、休憩時間は30分くらいだろうか?
できれば1時間くらい、ゆっくりできたほうがいい。

とりあえず今回は、山頂でカフェのため、バーナーと、紙コップと、粉のカフェオレを用意しました。
そして横5メートル、縦3メートルくらいの大きなブルーシートも用意しました。

休憩場所としては、雷岩か、大菩薩嶺の山頂のどちらかが良さそうです。
で、大きなブルーシートを敷くのであれば、大菩薩嶺の山頂のほうが良さそうな気がします。

とにかく、大きなブルーシートを敷いて、みんなでそこに座って、温かいカフェオレを飲みながら、楽しく交流する。
基本的に登山後の打ち上げみたいなものは、あまり実現しないものなので、山頂での休憩時間を充実したものにするという作戦です。
バーナーとコッフェルは先日買ったばかりです。
そしてこの日の前日に、一度だけ家で試してみました。
無事に、火をつけることができました。

さてどうなる、山頂でカフェ作戦!
凶と出るか、吉と出るか!

というわけで、2リットルの水なんかも持っていきました。

一応温泉に行く場合に備えた着替えの用意と、ヘッドライトと、あとはカステラやバームクーヘン、チョコレートなどを持っていきました。

水2リットルとは別に自分の飲料用に500MLの水のペットボトルも、三本持っていきました。

そうすると、ずいぶんな量の荷物になりました。
しかし60リットルのリュックであれば、楽々荷物は入ります。

というわけで、今回は大きなリュックを背負って、外出しました。
朝はけっこうゆっくりしたので、4時起きではあったのですが、最寄りの駅の5時14分の電車に乗れませんでした。
駅に到着したのは5時15分くらいでしたので、ぎりぎり乗れなかった感じです。

次の電車は5時56分くらいで、40分くらい待つことになります。
長々と電車を待った後、やってきた電車に乗りました。

最寄駅の牛浜駅から立川に出て、そこから八王子で松本行きの電車に乗り換えて、そして甲斐大和駅に到着したのは、7時50分くらいだったでしょうか。
待ち合わせ時間は9時なので、かなり早く到着することになりました。
そして甲斐大和駅の近くのコンビニで、肉まん二つと、ピザまん二つを購入して、コンビニの中にある休憩スペースで、それを食べました。
がっつりした朝食を食べました。
今日はもう、栄養満点、スタミナ十分です。

食事が終わって、リュックを背負って、お手洗いに行こうとすると、男性Tさんに会いました。
「あ、どうも。早いですねー」と、お声がけすると、「早くつきすぎちゃいました」と、笑顔でTさんは言いました。
まだ時間は8時11分くらいでした。

お手洗いを済ませてから、雑誌の立ち読みをして時間をつぶしました。

8時35分くらいになってから、待ち合わせ場所に向かいました。
コンビニの前で、男性Sさんに会いました。
Sさんはいつもイベントのときには、みんなにお菓子を配っています。
今回も大量のお菓子を買ったみたいで、ぱんぱんに膨らんだ大きなビニール袋を二つ持っていました。
毎回4000~5000円ぶんくらいのお菓子を買うみたいです。

待ち合わせ場所の甲斐大和駅の改札口付近で待っていると、男性Hさん、男性Kさん、女性Iさん、女性Oさん、男性Sさんがやってきました。
今回はわたしを入れると男性6人、女性は2人で、合計8人での登山になります。

まずはみんなで輪になって、自己紹介をしました。

自己紹介が終わってから、さっそくバスに乗り込みました。

今回は初参加の方は女性Iさんと、男性Hさん、男性Kさんの三名の方で、そのほかの方は何度か来ていただいている方たちです。

上日川峠の標高は、1580メートルです。
そこまではバスで移動します。

バスの中から、すでに絶景風景が見えました。

なんといっても、富士山がでかい!
そして北アルプスの山々もよく見えました。

これはすごい、この時期の大菩薩嶺、かなりヤバい。
そんな風に思いました。

この今回の短い時間の登山イベント。その大きな富士山の姿は、イベントを盛り上げる非常に大きな戦力です。
富士山、ありがたやー!

この景色だけでも、けっこう来たかいはあったんじゃないか。

上日川峠に到着して、ひとまずお手洗いを済ませました。

バスから降りたあとに、男性Sさんがやってきて、「こないだの大山に来てた人、いますよ」と、言ってきました。
「ほらあの、初心者の女性の靴のヒモを縛ってあげてた人」と言ってました。

あ、IGさんか!

そしてまさにお手洗いの近くで、IGさんと会いました。
今回はIGさん、ご友人たちと大菩薩嶺に来たようです。
「あ、どうもー!」と言い合って、再会を喜び合いました。

「今日は何人ですか?」と、IGさんが訊いてきて、「今日は男性5人、女性2人ですよ」と、私はお答えしました。
「こないだはお名前間違えてしまって失礼しました」と私がいうと、「いえいえー」と言って、IGさんは笑っていました。
「またぜひぜひー」と私が言うと、「はいまた来週にでも」と、言っていただけました。

さて早速登山開始です。
まずは上日川峠から、福ちゃん荘までの道のりです。

福ちゃん荘にはすぐに到着するだろうと思ったのですが、思いのほか坂道が続き、結局一度休憩することになりました。
5分程度の軽い休憩です。

初対面同士の女性Oさんと、女性Iさんは女性同士ということで、すぐに打ち解けたみたいでした。
年齢もわりと近いのかもしれません。

女性Oさんとはユーシン渓谷でのハイキングのイベントでもご一緒したのですが、そのときはあまり話ができませんでした。
しかし今回は少し話ができました。
Oさんの登山歴は二年くらいで、年に一、二回くらいしか登山をしないらしいです。

ということは、今までの登山は4回くらい?
あまり山好きではないのだろうか。
と思いきや、富士山にはしっかり登られているとのことです。

どこから来たって言ってたっけ?
上野?
違う。
浦和?

うーん、聞いたはずだけど、思い出せない。
今度また聞かなければいけません。

年に一、二回くらいしか登山はしていないのに、富士山には登っている。
ということは、けっこうビックネームな山にばかり登っている可能性もあります。
今回の大菩薩嶺だって、一応、百名山ですし。
もしかしたら、百名山に興味がある方なのかも。

女性Iさんは、すごくにこやかな感じです。
あまり話せなかったのですが、その笑顔にはかなり癒されました。
登山のほうは、初心者の方のようです。
今回の唐松尾根の坂道には、ずいぶんと苦労されていました。
「見捨てて先に言ってください!」などと言っていました笑

福ちゃん荘に到着して、しばし休憩しました。
そこでもけっこう話をしました。

今度の雲取山の登山にも来ていただける予定の男性Hさんは、すごく背が高い人でした。
178センチの私よりも、5センチ以上は背が高いみたいなので、183センチ以上だと思います。
年齢は20代か、30代か、どのくらいでしょうか。
けっこう若そうな感じの方です。
登山歴もけっこうあるみたいで、なんかいろいろと登ってるみたいです。
いかにも性格がおだやかそうな感じの方でした。

登山開始直後は、あまりみなさん話をしません。
そんな中、男性Sさんと、男性Tさんが、にぎやかに話をしていました。
男性Sさんは、私とは知り合ってもう一年くらいになり、私の消してしまいたい過去とか(笑)、いろんな情報を知られており、当サークルもイベントの第一回目から参加されているSさんなので、当サークルの黒歴史も(笑)、いろいろとTさんにお伝えしているようでした。

あー、Sさん、わたしが31歳の女性Iさんに全然相手にされずにフラれてしまった話とかもしてるんだろうなー。
その出来事はもうほんと、消してしまいたい過去です!笑
こないだ結婚したUさんからSさんに伝授され、そしてSさんからTさんに伝授されてしまう、私の消してしまいたい過去。知られたくない過去。
いやーまったく、人は黒歴史も抱えつつ、生きていかなければならないんですねー。
厳しいですよねー、人生って(笑)
ゲームみたいに手軽にリセットできればいいのに!

そういうSさんだって、やっぱフラれた相手とは、もう会いたくないと言ってますし、その気持ち、わかりますね。
やっぱ人は自分がキズを負わないと、キズを負った人の気持ちはわからないってことですね。
会いたくないとか言わずに、とりあえず会えばいいではないですか。
友だちとして、仲良くすればいいじゃないですか。
とか思いますが、でもやっぱ、フラれた相手には、会いたくない気持ち、とてもよくわかります。
まあぶっちゃけ、フラれると、その相手のこと、けっこう嫌いになります。
なんかプライドがキズつけられるんでしょうね。
もう二度と会いたくないって気持ち、よくわかりますわー。

男はつらいよの寅さんみたいに、フラれた相手の幸福を心底から願えるような、できた人間、本当にいるんですかね。
私はなかなか、そんなに心が広くはなれないものです。

あ、やばい。
この話、長くなる。
ちょっとここで、強制終了します笑

登山リポートに戻ります。

唐松尾根!

今回の短いコースで唯一のきつい道、それがこの唐松尾根です。
初心者の女性Iさんは、かなりきつそうで、かなり遅れがちでした。
「見捨てて先に言ってください」発言も出るほど、急な坂道がえんえんと続く、けっこうハードな道のりです。

しかし今回はきついのはその尾根だけで、そこを超えると、もう後はきついところは一つもありません。
そして唐松尾根を登っていくと、絶景風景の連続です。
いやまったく、富士山がでかい!そして北アルプスも、よく見える。

男性Tさんは、すごくコミュニケーションに積極的です。
いろんなところに移動して、たぶんすべての人と、がっつりしゃべってます。
Tさんは中学、高校と、山岳部だったらしいです。
で、歩くことが大好きらしいです。
だから体力は充分で、疲れ知らずな感じの方です。
野球が大好きで、ヤクルトファンとのことです。

野球といえば、男性Kさんは、昔野球をやっていたとのこと。
Kさんはたぶん二十代の方だと思います。
野球をやっていたころは、ショートを守っていて、一番バッターだったとのこと。
脚がとても速かったらしいです。

Kさんは登山は今年はじめたばかりらしいですが、たぶんまだ二十代で、昔はがっつり野球をやられていたとのことで、体力に関しては、そうとうあると思います。

かぶってるなー、Aさんと。
よく来ていただけている女性Aさんと、かぶります。
登山は始めたばかりだけど、体力はすごくある。

もしかして、Aさんの彼氏なんじゃないの?Kさんって。
Aさん彼氏とシェアハウスしてるって言ってたけど、その彼氏がKさんなのでは?

年代もたぶん同じくらいだし、なんか持ってる雰囲気が、そっくりなんですけど。
自分の彼女のAさんが何回か参加してる当サークルの偵察に来たとか。

そうこうするうちに、ようやく唐松尾根が終わり、雷岩に到着しました。
休憩場所候補の一つ、雷岩は、風が強い。
ブルーシートを広げられる場所も見当たりません。

というわけで、そこから10分ほどの、大菩薩嶺の山頂に移動しました。
百名山の一つ、大菩薩嶺の山頂ですが、木に囲まれていて、景色はまったくありません。
山頂の標柱も、とてもしょぼいです。

でも木に囲まれているので、風があまりありません。
しかしブルーシートを敷くのに適した平坦なスペースもない。

山頂でカフェ作戦、挫折か?

とりあえず、平坦なスペースがないので、ちょっと坂になっている空スペースに大きなブルーシートを敷きました。

さて山頂カフェ開始!

30分くらい食事休憩をしましょうとお伝えしました。
そして私はさっそくバーナーに火をつけて、せっせと温かいカフェオレ作りに励みました。

もたもた、もたもた。

まー、使い慣れないバーナー、もたもたしまくりです。
コッフェルに並々と水を注いでも、四人分くらいのお湯しか作れない。

ブルーシートも、みなさんに敷いてもらいました。
いつもは全然気を使わない私ですが、今回は慣れないことを、つまり、ブルーシートを用意して、温かいカフェオレをふるまおうという、今まで一度もやったことがないことをやろうとしているわけで、すごいもたもたして、かつ、テンパってました。

それを見かねてみなさん、ブルーシートをかわりに敷いてくれ、バーナーでの湯の沸かし方についても、いろいろ教えていただけました。
コッフェルには、コッフェルでフタをしてから沸かしたほうが、湯がすぐにできるとのこと。
なるほどーと思いました。
コッフェルは二つで一組で売られていました。
一つ、余計だな、いらないなーと思いながら、でも二つで一組になっていたので、仕方なくそれを買ったのですが、そうか、二つで一組、そのほうが良かったのです。
もう一つのコッフェルでフタをすれば、お湯を沸かす時間が劇的に早くなる、というわけです。

で、もたもた。そしてテンパり。

紙コップに、粉カフェオレを注ぎ、そこに湯を注ぎ入れる。
湯はもう、こぼれまくり。
手をヤケドしそうにもなりましたし、湯を注ぎ入れるときに、カップを倒してしまいそうにもなりました。

そして紙コップに湯を注いで出来上がったカフェオレを、みなさんにお配りする。

これがまー、大変です。
もたもた、そしてテンパりです。
慣れないこと、やりました。

7人ぶん、自分を入れると、8人分です。
そのカフェオレを作るのに、30分の休憩時間、全部使った感じです。

いろいろ問題が生じました。

とにかくこの時期、30分間の休憩は長い。
とにかく、動かないでいると、寒い!

そのための温かいカフェオレであったのですが、最初に配った人が飲み終わって、さらに何十分も休憩は続くため、その人はやはり寒い。
早く歩きだしたい。
そんな感じです。

温かいカフェオレ、5分以内に全員にお配りできたら良かったのですが、全員分作るのに、もたもたと、30分くらいかかったので、最初に配った人と、最後に配った人では、20分以上のタイム差があります。

いやー、山頂でカフェ、失敗!笑

まあブルーシートを用意して、みんなにカフェオレを配ろうとした私の努力は認められたという感じではありましたが、山頂での快適なカフェのひとときには程遠いありさまとなってしまいました。

で、休憩時間が終わってから、またしても問題発生。
大きなブルーシート、新品のときはコンパクトサイズであったのですが、使用後は、巨大サイズになってしまいました。

これ、リュックに入る?

そう心配になるような感じでしたが、むりやりリュックにねじ込みました。
その結果、わたしのリュックは不自然に、縦に長くなってしまいました。

「これ、ちゃんと畳みなおしましょうか?」
見るに見かねた男性Sさんが、そう声をかけてくれました。
きちんと畳まず、ぐちゃぐちゃなままのブルーシートをリュックにねじ込んだので、Sさん、それがかなり気になるみたいです。
ちゃんと畳んで、空気を抜いて、もとのコンパクトサイズにしませんか、というご提案でしたが、「大丈夫ですよ、はっはっは」と、私はお答えしました。

男性Sさんはこないだ屋久島に行ってきたらしく、今回の大菩薩嶺も百名山の山であるためか、興味を持っていただけたようです。
Sさんはとてもしっかりされている方です。
今回、ブルーシートを敷く場所、最初はデコボコな場所に敷いていたのですが、Sさんがもっと良い場所を見つけてくれて、その場所にブルーシートを移動してくれました。
もしSさんがいなければ、デコボコな場所に敷かれたブルーシートには誰も座ることができず、ブルーシートがまったく役に立たなかった、という結果になるところでした。

いつもみんなにお菓子を配ってくれる男性Sさんは、今回もまた休憩のたびにいろいろなお菓子を配り、そして山頂では鶏のから揚げを振る舞ってくれました。
わたしもから揚げ、一つもらいました。

休憩が終わってから、再び登山を再開しました。
大菩薩嶺から大菩薩峠までの道のりは、絶景の風景で有名な道のりです。
この日は天気も良く、富士山も大きく見えて、北アルプスの山々もよく見えて、道中の風景はとても目を楽しませてくれました。

見どころ見どころで足をとめつつ、ゆっくりと進みながら、大菩薩峠に到着しました。
そこでもしばし休憩をしました。

「ここからもう55分くらいで、バス停に戻ることができますよ」と私が言うと、物足りないと感じらている方が多いような感じでした。
それで大菩薩峠での休憩のあとも、かなりゆっくりとした足取りでバス停のほうにむかいました。

そしてバス停のあるロッヂ長兵衛という山小屋のところには、14時20分くらいに到着しました。
その場所は上日川峠という場所でもあります。

まだ時間は14時20分ということで、男性陣はちょっと物足りないような感じの方が多いようでした。

今回はけっこう男性同士の結束が固いような感じになって、女性陣はそれにちょっと合わせている、みたいな感じになっていました。
で、これから温泉に行かないんですか?みたいな話にもなっていたのですが、この日は日曜日ですし、終了時間は16時を予定していますし、この後、温泉に行ったり、打ち上げをしたりするのは、希望される方だけでいいのかなーと思いました。

希望される方だけ、温泉に行く、みたいな話は出たのですが、結局みなさん、誰も温泉にはいかないという形になりました。

上日川峠でバスに乗って、温泉に行く場合は途中で天目山温泉という温泉施設があります。
そこで二時間程度であればのんびりしても、バスの時間がなくなるということはないはずです。
たぶん18時台くらいまでは、天目山温泉から甲斐大和駅までのバスがあったと思います。

というわけで、15時のバスに乗ってから、45分後に、甲斐大和駅に戻ってきました。
そして今回のイベントは終了になりました。

その後はみなさん、まだ時間が早いので、どこかで打ち上げをされた方もいたかもしれません。
私はその後、本日の一人反省会もかねて、コンビニの休憩スペースで、イタリアンパスタと、ミートボールパスタをがっつりと食べました。
そして食べ終わってから、電車で帰ってきました。

今回の大菩薩嶺のイベントはそんな感じでした。

今回のイベントも、わたしにとってはとても楽しいイベントになりました。
新しい方と知り合えて、すでに知り合っている方との親睦もより一層深まった気がします。
コースは短めではありましたが、山の景色のほうは、一級品でした。
交流も結構充実したのではないかと思います。

イベントとしては、ちょっと物足りないな、くらいで終了して、そこからは気が合った方同士で、また打ち上げをしたりする。
みたいな感じがいいかもしれません。

今回は大菩薩嶺の初心者向けのコースとなりましたが、とにかく大菩薩嶺の風景が非常に良かったので、大菩薩嶺のイベントは鉄板のイベントだなという風に思いました。
今回と同様の初心者向けのコースも良いのですが、より上級者向けのコースで開催しても、すごく楽しい登山イベントになりそうです。
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