登山サークル アウトドアチャイルド

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三峯神社の登山リポート
イベント名
三峯神社の登山
イベント日時
2017年10月8日(日)
報告者
MK
2017年10月8日、女性5人、男性5人で三峯神社に登りました。
初参加の方は、女性が2人、男性が1人でした。

女性SKさんは5回目くらい、女性SGさんは2回目、女性STさんは3回目で、男性STさんは7回目くらい、男性Oさんは2回目、男性Hさんは、6回目くらいだと思います。
男性Hさんは前日の大山の登山イベントにも参加され、二日連続での参加となりました。

西武秩父駅で9時に待ち合わせしました。
今回は遅刻された方は一人もいませんでした。

それから自己紹介です。

自己紹介が終わってからバス停に並びました。
今回は三峯神社行きのバスに乗って、途中の大輪バス停というところで降りる形になります。
そしてそこから表参道を歩いて、三峯神社を目指します。
コースタイムは2時間20分くらいの道のりです。

大輪バス停の近くのトイレでお手洗いを済ませ、早速登山開始です。

表参道は、けっこう急な坂道が長々と続き、けっこうハードな道のりになりました。

初参加の女性Iさんは登山歴3年くらいで、奥多摩の有名な山はほとんど登られているようです。
鷹ノ巣山などにも登ったことがあるとのことで、あと、高尾山から陣馬山までの長い道のりの登山も経験されたことがあるようです。
ちょうど私と同じくらいの体力の方だなと思いました。
私が登れる山は、Iさんはすべて登れそうな感じです。
歩くペースなんかもほとんど私と同じくらいかもしれません。
だいたい私は、山と高原の地図の地図に書かれたコースタイムと、ほぼ同じくらいのペースで歩きます。
一人で歩いているときは、コースタイムとほとんどズレがありません。
ちょっとだけコースタイムより早いかもしれませんが、だいたいコースタイムと同じくらいです。

その私の歩くペースですが、他の方から速すぎると言われることが多いです。
しかし一人で登山しているときは、どんどん後ろから来た人から抜かされますので、それほど歩くスピードが速いほうではないと思います。

まあでも実際、ちょっとだけ速いのかもしれません。
急ぐときはけっこう速く歩けます。
でも一人で歩くときは、ものすごくだらだら歩くときもあります。
ゆっくり歩いたほうが、山の雰囲気を満喫でき、そのほうが楽しいような気もします。

初参加の女性Oさんは、あまり登山経験はないらしいのですが、けっこう体力がある感じです。
富士山を経験されたことのある女性STさんよりも、歩くスピードが速く、STさんよりも体力があるような感じです。
今回はOさんはみんなから「体力ありますねー」とか、「生まれつき運動神経いいんじゃないですか?」とか言われてました。
「なにか運動してたんですか?」とお伺いすると、「いえ、まったくしていません」とのこと。
学生時代の徒競走なんかでは、いつもビリだったとのことです。
体育の成績も悪かったそうです。
しかしそれが信じられないほど、歩くスピードは速めで、あまり疲れた様子を見せません。

しかしそのOさんですが、下りは弱いようでした。
下り道になったとたんに、劇的に歩くスピードが遅くなりました。
なんか腰がひけた状態で恐る恐る歩いている感じでした。

でもだんだんと下り道も慣れてきたみたいで、すぐに他の人と同じスピードで歩けるようになりました。
だからやはり、「やっぱりもともと運動神経がいいから、すぐに慣れるんですねー」と、他の人から感心されていました。
もう完全に「運動神経いい人」キャラになっていました笑

初参加の男性Mさんは、すごく面白い人でした。
登山は始めたばかりの方のようです。
「ここヤバいっすよ!」とか、「危ない、危ない!」とか、すごくにぎやかな感じで歩いていました。
登山は初心者の方なので、今回の道のりではかなり苦戦していました。
とてもひょうきんな印象の方で、「上着にいれていた携帯がびしょびしょになっちゃいましたよ!」との言葉で、他の女性が大爆笑していました。
ちょっとコメディアンのような感じの方でした。

7回くらい参加していただいている男性STさんもすごく面白い人です。
STさんとはもう一年以上の付き合いになります。
日曜日しか参加できない方なので、土曜日開催が多い最近の登山イベントではなかなか参加していただける機会がなかったのですが、今回は日曜日開催になりましたので、来ていただくことができました。
とても楽しい方なので、来ていただけると、とても楽しいイベントになることが約束されるような、とても貴重な方です。

そのSTさん、アメとか、グミとか、お菓子とか、大量に買ってこられたみたいで、みんなに何度も配っていました。
STさんは毎回、みんなにお菓子とかを配っています。
そのあたり、すごく気が利く方です。
初対面の人ともすぐに仲良くなる性格の方です。
ときにはオリジン弁当で買って来た鳥のから揚げを振る舞ってくれたりもします。
下りが苦手な女性Oさんに対しても、万全なフォローをされていました。
ちょっとした気配りがすごく利く方で、たとえば今回帰り際、みんなで温泉に行くことになったのですが、お一人の女性だけそのまま帰ることになり、みんな温泉に向かって歩きはじめていたのですが、STさんは、「見送りしたほうがいいんじゃないですか?」と、教えてくれて、きちんとお見送りすることができました。

男性STさんはすごく気が利くだけでなく、パワースポットや風水などにも詳しく、ご自分で、「自分は中身は女子なので」と言って、他の女性から、「女子力高いですもんねー」と、言われてました。
しかし180センチを超える長身で、筋肉ムキムキで、一度の食事で肉を三キロ食べるような大食漢です。
ワイルドで、豪傑な感じの方なので、「中身は女子」発言には、とても賛同できません笑

大輪バス停から三峯神社までの、表参道を歩く道のりは、急な坂道が長々と続く道のりで、けっこうハードな道のりでした。
後半は、何人かの方は、かなりばててました。

で、三峯神社に近づいていくと、だんだんと神社らしい雰囲気になってきます。
おそらく神社特有だと思われるような白い花が、たくさん咲いていました。
鳥居など、神社を連想させるようなものが他にあったわけではないのですが、なんとなく空気がひんやりとしているような感じもし、その白い花もたくさん咲いていて、なんかこう、雰囲気があるというか、神聖な感じというか、ちょっと独特な空気感を感じました。

そしてようやく三峯神社に到着。

到着は12時30分くらいでした。

とりあえず30分くらい食事休憩をして、それから三峯奥宮に向かうことになりました。

三峯神社に詳しい女性SKさんが「みんなで座れる場所、知ってますよ」と教えてくれて、その場所にみんなで移動して、食事休憩をしました。
木の椅子とテーブルが二組ある絶好の休憩場所でした。
茶屋のすぐ近くです。
茶屋にはお手洗いもありました。

三峯神社のハッカのあめ玉がけっこう美味しくて、わたしはみなさんにぜひ味わってもらいたいと思って、茶屋に行ってそのアメを探してみたのですが、そのハッカのアメはおいてませんでした。
宿泊施設の前の店にはおいているのですが、その茶屋にはおいていないようです。
仕方がないので、かわりに、はちみつ味のアメを買ってきました。
そしてそれをみなさんに三個ずつ振る舞おうと思ったのですが、個数が足りなくなってしまい、最後のお二人は一個ずつになってしまいました。
お配りするのは三個ずつではなく、二個ずつにすべきでした。

食事とお手洗いが終わって、早速、三峯奥宮に向けて出発です。
表参道を登ってくるときに、かなりお疲れだった方たちも、休憩で体力は回復したようでした。

三峯奥宮への道のり。
行きは65分、帰りは50分の予定です。

しかしけっこうな悪路が続きました。
ひょうきんな男性Mさんは、「いやーこれやばいですよー」とか、「この道こわいですねー」とか、悲鳴を上げながら歩いていました。

三峯奥宮までの道のりは、狭い道もあり、急な階段や、クサリ場などもあり、けっこう人も多くて、かなり人が渋滞していました。
一人しか通れないスペースなどは、下る人を待ってから、登って行ったりします。

三峯奥宮までの道のりも、けっこうハードな道のりでした。

悪路に悲鳴を上げながらも、なんとか三峯奥宮に到着しました。
かなり小さめの空間で、12畳くらいの広さではないかと思います。
その場所に、けっこうたくさんの人がいました。

その場所の中央には、とてもありがたみがありそうな祠がありました。
中央の祠は小さな階段を上って、ちょっと高くなったところにあります。
中央の祠の左右にも、小さめの祠がありました。
小さめの祠は高くなったところではなく、普通に地面に建っています。
その右側の祠に、大量の百円玉とかの、小銭がお供えされていました。

私が前に三峯奥宮に来た時は、中央の祠に、大量の小銭がお供えされていましたが、今回は中央の祠にはあまり小銭はおいていませんでした。
でもそれでも、500円玉が二枚置かれているのを目にしました。

三峯奥宮はかなり景色も良いです。
左の祠の奥に行き、ちょっと盛り上がった岩の上に立ち、景色を見ると、特に良い景色でした。
しかしその岩のすぐ前はもう、断崖絶壁なので、そこに立ってると足がすくでしまいます。
隣りに木が立っていて、それを掴んで岩の上に立ち、目の前を遮るもののない、広々とした良い景色を眺めることになるのですが、木を手にした手も震えてしまいます。

しばし三峯奥宮で参拝をしたあと、下山を開始しました。
狭くて急な道のりを、慎重に下って行きます。

三峯奥宮からの下山の道のりは、最初は狭くて急で、ケガに気をつけなければいけないような、悪路が続きますが、だんたんとゆるやかな歩きやすい道のりに戻ってきます。

そのころにはもうみなさん、すっかり打ち解けた感じで、リラックスした雰囲気の中で歩いています。

登山開始直後はけっこうギクシャクした感じで、はじめて会った人同士の緊張感などもあったのですが、表参道を1時間以上歩いているうちにだんだんと打ち解けてきて、表参道を登り切ったあたりでは、すっかりみなさん打ち解けたような雰囲気になりました。

三峯奥宮から三峯神社に戻ってきたのは、15時40分くらいでした。
三峯奥宮までの道のりがけっこうハードだったのと、けっこう人で渋滞していたため、かなり予定よりも時間が遅くなってしまいました。

三峯神社から西武秩父駅に行くバスの最終が16時30分です。
もうあまり時間がありません。
日帰り温泉につかって帰るというのは、時間的に厳しそうです。
三峯神社の拝殿には、参拝する人の長い行列ができていました。

男性Mさんは「参拝の行列が長いので、参拝はあきらめました。奥宮で参拝したので、もういいかなーと思います」と言って、苦笑いしていました。

そしてバス。

バスなのですが、予定通り16時30分に出発しません。
この日は三峯神社のなにかのイベントの日だったらしく、車がとても渋滞していました。
そのため、バスがなかなか来ません。

で、けっきょく、一時間以上待つはめになりました。
ようやく一台目のバスが来たのですが、それには並んでいる人の人数が多すぎて、後ろのほうに並んでいた我々はバスに乗れませんでした。

「いつになるかわかりませんがもう一台出しますので、お待ちください」と、バス関係の人に言われました。
それからまた、30分くらい待ったと思います。
それでようやく、バスに乗ることができました。
もうけっこうあたりは暗くなってしまっていました。

でも二台目のバスでは我々は先頭にいましたので、バスの椅子に座ることができました。
一台目のバスだったら、ぎゅうぎゅうのすし詰めだったので、座ることはできません。
三峯神社から西武秩父駅まで、1時間15分の道のりなので、その間ずっと、満員バスの中で立ってるのも大変だったに違いありません。
そう考えると、二台目に乗ることになって、逆に良かったのかもしれません。

そしてバスに乗り、バスから降りて、西武秩父に到着したのは、もう19時をすぎていました。

今回は、女性Iさんが、「登山の後の温泉が好き」と言っていましたし、男性Mさんも、「登山よりも登山のあとの温泉のほうが楽しみ」と言っていました。
その他、男性Hさんや、男性Oさんも、大の温泉好きです。
女性SKさんも、「三峯で温泉入って帰りたい」と言っていたので、温泉はお好きなのだと思います。

このように温泉好きの方が集中したので、今回は、「このあと温泉行きませんか?」とご提案してみました。
すると女性STさんは、「いや今日はもうこのまま帰ります」とのことでしたが、他の方は全員に行くようでした。

で、みんなで温泉に行くことになりました、

が、

どうも、女性SKさんと、女性SGさんは、フードコートで食事だけして帰るようです。
男性STさんも、「フードコートでわらじとんかつだけ食べて帰ります」とのこと。

で、けっきょく、温泉は、女性Tさん、女性Oさん、男性Oさん、男性Mさんと私、ということになりました。

で、「このあとフードコートでお待ちしてますね」とか、私は声をかけることをしていませんでした。

なんか温泉に入りたい人は、もう気を使ったりとか、もうしたくないんじゃないかなーとも思いまいたので、「温泉入ったあと、みんなで軽く食事でもしませんか?」というご提案は、控えたほうがいいかなーと思いました。

まあタイミングがあって、フードコートで顔を合わせるような感じになれば、「今日はお疲れ様でしたー」とか言って近づいて、軽くお疲れさまでした会をするのはアリかもしれません。

しかしまー、温泉に入って、今までの疲れを癒そうというモードに入ったのであれば、もうあんまり気を使ったりとかしたくないんじゃないかなーなどと思い、まー適当に、とくに温泉を出た後のことについてお声がけをすることもなく、フラーっと温泉に入りました。

で、私は温泉は、汗を流して、15分程度体を温めれば充分なので、すぐに温泉を出ました。

温泉は、西武秩父駅の隣にある、祭りの湯、という温泉に入りました。
その温泉の横には大きなフードコートがあります。

わたしは温泉を出て、フードコートの広場に出ると、「こっちこっち!」と、男性Hさんから声をかけられました。

その場所には、男性Hさん、男性STさん、女性SKさん、女性SGさんが、勢ぞろいしていました。
ビールを飲んで、そばを食べていました。
「さ、どうぞどうぞ、このお誕生日席に」と勧められ、わたしは中央の席に、座りました。

一番の上座!
なんか偉そうな席に座ってしまいました。

で、わたしもビールと、ラーメンを買ってきました。

それでしばし談笑。

そうしていると、男性Oさんが姿を見せ、今度はわたしが「こっちこっち!」と手を振りました。
そしてOさん合流。

しかし席がありません。

「じゃあ私たちごはんも終わりましたし、もう帰ります」と言って、女性SKさんと、女性SGさんが帰りました。
そして男性Oさんがテーブルに座りました。

そのあとに、今度は男性Mさんが出てきました。

みんな温泉のあとは、フードコートに繋がる、のれんをくぐって、こっちに来るようです。
Mさんにも「こっちこっち!」と呼んで、Mさんもテーブルに着きました。

そのあと、女性Tさん、女性Oさんが二人同時に出てきました。
で、やはり、「こっちこっち!」と声をかけ、お二人の女性もテーブルに合流しました。

そして食事をしながらしばし談笑しました。

あ、男性Hさんは、食事のあとに、「じゃあ僕はこれから温泉入ってきます」と言い残し、温泉に行ったのでした。
Hさんは温泉が長いので、しばらく出てこないでしょう。

お二人の女性と、男性3人でしばし談笑し、女性お二人のお食事も終わったタイミングで、男性Oさんが、「さて・・・」と、声をもらしたので、「ここはお開きのタイミングだな」と思って、「じゃあ行きましょうか?」と、言いました。

それでみんなで駅に戻ってから、そこでお疲れ様でしたの挨拶をしました。

温泉に入ってるHさんを待たずに帰るのが、ちょっと気になりましたが、まあHさんは、温泉長いですし、そういうのを気にする人でもないので、問題ないでしょう。

というわけで、三峯神社の登山イベントはこんな感じでした。

今回は珍しく登山後の温泉という流れもありました。

前回の登山レポートを読んでくれたのでしょうか、女性SKさんが、「今日はとても楽しかったです」と言ってくれました。
社交辞令?と、疑わず、そこは素直に喜んでおくべきでしょう。

わたしのほうはこの日もかなり楽しい思いをさせていただきました。
すでに知り合っている人たちとより仲良くなり、また新しく、新しい知り合いができるというのは、とても楽しいものです。

一人で登山するのも、とても楽しいものですが、みんなで登山するのもまた、違った楽しみがあります。

今後もみんなで楽しい登山ができるように改善できるところはどんどん改善していければいいなーと思います。
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