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小仏城山とスパイシーチキン 2022年6月4日(土)
投稿日
2022/06/07
2022年6月4日(土)に、小仏城山に登ってきた。この文章をリリースするのは明日になるのか明後日になるのかわからないが、その小仏城山の登山について、記していく。

現在無職無収入のため、登山をするのであれば「交通費の安い近場での登山」、それが原則であるが、どうしても小仏城山の東に位置する621メートルのピークがとても気になってしまっていて、そこを確認してこないことにはどうにも落ち着かず、どうにも気が済まないような関心事になってしまっていたので仕方なく、この日は小仏城山の東のピークを確認してくることにした。

JR高尾駅から徒歩またはバスを利用して日影沢キャンプ場までゆき、そこから小仏城山に登っていく。そして下山でその気になる東側の621メートルのピークを通って、また日影沢キャンプ場まで下山してくる。そのような計画を胸にふとこって、この日は登山にでかけた。

現在無職無収入であるため、節約生活をしなければいけない。だからこの日、一体いくらの出費をしてしまったのか。まずはそれを明らかにしておきたい。

セブンイレブンで昆布おにぎり二つ、生茶二本で、500円くらい。
ファミリーマートでスパイシーチキン五個で、803円。
往復の電車賃、836円。
小仏城山の茶屋でラムネを一本購入、250円。
濃い茶を購入、160円。
「復刻堂 いちごオ・レ」を購入、150円。
「するさしのとうふ 峰尾豆腐店」で納豆を二つ購入、260円。

以上。

で、合計いくら出費したのか。計算すると、2959円という結果になった。かなり多額の出費をしてしまったことになる。

高尾山エリアの登山の場合は、やはりどうしても交通費もかかるし、なんだかんだと金を使ってしまいがちだ。しかし今回は、その例の小仏城山の左側の621メートルのピークがどうしても気になってしまっていたので、今回の出費は、まあ仕方がないこととする。

以後、気をつけることにする。次回の登山はもっと安い金額でやれるよう、気をつける。

というわけでこの日は10時ごろに起きて、天気も良かったので、自然に登山に行く流れになった。健康目的である。健康のため、登山をする。それ以上でも、それ以下でもない。そもそも最近、寝るのが遅い。いつも寝るのは、深夜3時ごろである。本来は健康を意識するのであればきちんと早寝早起きをすべきであるが、しかし最近は読書とか、漫画を読んだりとかよくしているためか、おまけに読書中に眠くなったら、すぐにカフェインのアメ(カフェロップ 眠気防止薬)などを舐めてしまうためか、どうもめっきり入眠の時間が遅くなってしまった。深夜一時くらいになっても「まだしばらく読めそうだ」などと思ってしまい、そこからもうひと頑張り、漫画を読んだり、本を読んだりに励んでいるわけだ。

そして今日、10時ごろに起きた。そして体調や天気の状態から、登山に行くという決定が、自然に出来上がってしまっていた。体調的に、そろそろ登山に行った方がいいだろうという、そのような体調の状態であるように思えた。いや体調だけの話ではなく、どうも引きこもりがちな生活をしていると、やはりどうしても気持ちが小さくなってしまい、どうも心も身体も、調子が悪くなってしまうのである。そんなときは登山にいってたっぷり汗をかいて気持ちも大きくすることで、いろんなことがプラスの方向性に状況が改善される。そんな風に思えるのである。

まあそんなような理由で、極力出費をしたくないような状況ではあるが、この日は必要経費として、有益な出費として、より生活を改善していき、より生活の品質を向上させるため、この日は登山に行くという自らの決断が、間違ってはいないように思われた。

で、まず家を出て、セブンイレブンでおにぎり二つ、生茶二つを購入した。それから電車でJR高尾駅まで移動して小仏行きのバスの時刻を見てみると、一時間くらい待つようだったので、バスは諦めて歩いて日影沢キャンプ場まで行くことにした。

その前に駅前のファミリーマートでスパイシーチキン五個、店にあるだけ全部買い占めた。そしてそれを食べながら、歩く。肉を食うのは、久しぶりであった。普段節約生活をしており、タンパク質は卵や納豆で摂るようにしていた。だから久しぶりに食べる肉は脂汁たっぷりで、とても美味しいものであった。久しぶりに食うスパイシーチキンを、飢えた獣のように貪り食った。それによりこの日は灼熱の炎天下ではあったが、それに負けないほどの高カロリーを、まずはしっかりと摂取することができた。

しかしスパイシーチキン五個を貪り食うと口の中が脂っこくなってしまったものだが、その後口の中をさっぱりさせたいと思って、自動販売機で濃い茶を購入して、それを飲みながら歩いた。そして蛇滝コースの登り口のあたりにある綺麗なトイレで、まずはしっかりトイレを済ませ、そして豪快に洗顔をした。そして顔をタオルで拭う。肉を食い、お茶を飲み、水道水で顔を洗い、何もかもさっぱりとして、登山に向けての準備は万全となった。

そしてそこからさらに歩き、まずは日影沢キャンプ場まで歩いた。そしてそこから小仏城山に向かって、登っていく。日影沢キャンプ場では巨大なテントを張って、のんびりしている人の姿なんかも目撃した。もくもくと登っていく。

そして小仏城山に到着。そして今回のお目当ての621メートルのピークの位置を、あらためて確認。そこからピークが見え、そこがとても気になるのである。その少し右の方向には、高尾山の山頂が見える。小仏城山でひとまず250円出して、ラムネを一本購入した。そしてそれを貪り飲んだ。空になった瓶は、店の人が回収してくれる。

そして早々に下山である。元きた道をしばし戻り、そして左に向かう横道に入る。そこからジオグラフィカの地図を確認しながら、進んでいく。そしてあっさりとお目当ての621メートルのピークに到着したが、そこは木々が風景を隠しており、眺望はまったくなかった。休憩するに適した場所でもない。しかしこれで満足である。気が済んだ。ずっと確認したいと思っていた場所にひとまず来ることができたので、それだけで充分満足である。ではそのまま、下山を続ける。

後ろからやってきた「等間隔ご夫婦」のことが、とても気になる。のろのろと下山する私よりも明らかに歩くペースが早いご夫婦だが、私が休憩すると後ろのご夫婦も休憩するといった具合で、等間隔を保ったまま、追い抜いてはもらえないのである。

しかししばし進んでいったあとに、ちょうど腰をおろすのにちょうどいい丸太製のベンチがあったので、私はそこに腰をおろす。そしてザックからお茶を取り出しのんびりそれを飲んでいると、「等間隔ご夫婦」が姿を現した。やはりそこでもご夫婦はぴたりと足を止め、小声でひそひそと会話をしている。しかし私はもう、何がなんでもそのご夫婦には先に行ってもらおうと決めていて、私はどっしりと腰を下ろしたままお茶をすすり、場合によってはさらなる時間稼ぎのため、おにぎり二つをその場でのんびり食べることも検討した。そのように長い休憩の体制に私は完全に入ってしまったため、等間隔ご夫婦はやむなく、先へと進んでいく。

もともとそのお二人は、歩く速度は私よりもはるかに早いである。最近めっきり太ってしまい、「元大関の小錦」のような体型になってしまった私は、歩く速度がすこぶる遅いのである。そのご夫婦が姿を消した後も、たっぷり十分間くらいはその場でのんびりした後、下山を再開する。

のんびりと下っていく。ふらふらしながら、べたべた樹肌を撫でさすりながら、下っていく。そのコースはあまり一般的なコースではないが、それでも何人かの人たちとすれ違う。後ろから汗びっしょりのトレイルランニングの人が、突然やってきたりもする。

そのようにして下っていき日影沢キャンプ場の近くまで来ると、そのあたりは自然林のエリアであり、たくさんの種類の樹木が立っていて、とても快適な道のりであった。もう沢はすぐ近くであり、そのあたりは特に緑が豊かである。水量の多い場所は緑もよく育ち、緑がとても豊かな場所になる。私はその事実に気づいた。乾燥した場所はなかなか緑も育たないものであるが、沢付近くらいのエリアだと、ことのほか緑が豊かなエリアになるということだ。やはり植物がすくすくと育つためには、豊富な水が必要なのである。

そしてそのコースも終了して浅い沢を渡るとき、せっかくなので沢の水で再び顔を洗い、頭にも冷たい水をぶっかけた。私のヘアースタイルは一昨日QBハウスで「一ミリの坊主にしてください」と言ってきたばかりなのでマルコメミソ、一休さん状態である。とても頭が涼しくて、シャワー時にはシャンプーもリンスも不要な状態である。

そのようにして一般道に出て、そこからはJR高尾駅に向かって歩いていく。途中、「するさしのとうふ 峰尾豆腐店」で納豆を二つ購入して、「氷もいれてください」というと、「え?」と聞き返されたので、再び同じことを言う。どうも私の言葉は、聞き取りにくいらしい。

先日ブックオフでも「袋に入れてください」と言ったが、やはりその時も「はい?」と聞き返されてしまった。「レジ袋に入れてください」と言った方が伝わりやすいのか、単に「袋に入れてください」と言ったほうが聞き取りやすいのか、悩ましい問題である。明確にはっきりと「袋に入れてください」と言ったにもかかわらず、「は?」と聞き直されてしまうと、「日本語通じないのか、こんぼきゃー」などと、怒鳴ってやりたくなってしまう。

いや、そのブックオフのときは、通常は「レジ袋はごいりようですか?」などと、向こうから言ってくれることも多いが、そのときはポイントカードうんぬんとか、どうでもいいことばかり言ってきて、その肝心のレジ袋に関しては何も言わず、普通にそのまま本だけを差し出してきたのである。しかし私は手ぶらである。そんなもの、一目見てレジ袋が必要なのではないかと思うのが自然である。にもかかわらずレジ袋に関する確認が一切なく、だから仕方なく、「あ、袋もください」と言ったのだが、それに対して、「は?」と聞き返されてしまったわけである。それで私はイラッとして、そのまましばし無言でいると、「あ、レジ袋ですね」と言って、無事にレジ袋に入れてくれたわけである。もちろんレジ袋の料金は、プラスで請求される。

そのように、「あ、レジ袋ですね」と確認されたものだから、やはり「袋もください」よりも、「レジ袋もください」と言ったほうが聞き取りやすいのだろうかと、再び考え込んでしまったものである。

そしてこの日もファミマで「袋もください」と言ったが、かなり明確にはきはきとした口調で言ったため、それは聞き返されることもなく、一発で理解してもらえた。あのブックオフの店員は、もしかしたら意地悪をして、わざと聞き取れなかった振りをした可能性もある。まあ、いろんな人がいるから。

コンビニでも絶対にレシートを渡してくれない店員さんとかも、いるわけだし。あまりにも頑なにレシートを渡さないものだから、それが気に入らず、すっかり利用をやめてしまったコンビニもある。毎回必ず「レシートください」と言うにもかかわらず、毎回絶対にこちらから言わない限り、絶対にレシートを渡してくれない店員さんもいるのである。

その人はこちらの顔を無遠慮にジロジロみる感じの人で、私が毎回「レシートください」と言ってくるので、私がレシートを欲しがる客だとわかっているにもかかわらず、毎回絶対にレシートを出さないものだから、毎回ひどくイライラしてしまう。それで腹にすえかねたわたしはコンビニの苦情センターにメールかなにかで、「○○店に絶対にレシートを渡さない人がいるのでとても不愉快な思いをしています。レシートを渡すようにきちんと指導してください」などと告げ口してやろうかとも思ったが、しかしその場合、自分の名前とか電話番号とか住所とか、全部教えないと苦情を受け付けてはもらえないみたいであった。電話で苦情も言えるのかもしれないが、わざわざ電話で言うのは面倒くさい。

で、そのように、そう簡単には苦情は言えないようなシステムになっていたようだったので、それにもかかわらず頑張って、住所も電話番号も本名も教えて苦情を言ったところで、そして本部の人間から、「わかりました。それは大変失礼いたしました。もう二度とそのようなことがないように、問題の店員にはこちらからきちんと指導いたします」などと言われたところで、それでもあの頑固な店員さんは、それでもやはり私には、なにがなんでも絶対に、レシートを渡さない可能性も濃厚である。となるとこの問題は泥沼化してしまうし、そうなるとますます不愉快なことになる。しまいには私がヒステリーを起こしてしまい、「毎回毎回レシートよこせと、何回言わせれば気が済むんだよ、ばっきゃろー!」と、怒鳴ってしまう可能性もある。そんなみっともないことをしてしまうと、もうそのコンビニを利用しにくくなってしまう。

その店員さんはそのコンビニではベテランの店員さんなので、その店員さんに嫌われてしまうと、その子分の店員さんたち全員から嫌われてしまう可能性もある。そうなるとそのコンビニの店員さん全員から変なプレッシャーをかけられてしまい、やはり私はますます難しい立場に追いやられてしまうかもしれない。いやそれで済む話ではなく、その店員さんがもし町内会の役員などであったとしたら、もうこの町内の人全員から白い目で見られることにもなりかねないし、そうなるとこのエリアで住み続けることも難しくなり、引っ越しをしなければいけない羽目にもなりかねない。まさに「村八分」状態になってしまう危険性も、秘めている。

ただでさえ町内の人たちとはまったく付き合いのない、不審者とみなされがちな、一人暮らしの怪しい独身中年男性の私である。そのような立場の私なので、近所の住民との口論やトラブルなどは、絶対にご法度である。どんなに理不尽な目にあったとしても、常に冷静を心がけ、目立たないようにひっそりと、ニコニコしながら生活していかなければいけない。

そのような事情があるものだから、だから私はその店員さんがいる場合は、そのコンビニでは買い物をしないという安全策を取ることになってしまった。そのコンビニが家から一番近いコンビニであるにもかかわらず、そのコンビニは利用できないという、残念な状態になってしまっている。だからいつも、遠いところにあるコンビニまで行かなければいけない羽目になってしまっている。

あるいはどうしてもそこで買い物をしたいのであれば、毎回しっかり「レシートください」と言って、そして店員さんがしぶしぶ差し出すレシートを受け取るという手順を、粘り強く繰り返す必要があるわけである。しかしそんなことをして、何かの拍子にムカっとしてしまい、「きさまー、いつもいつもレシートをよこさないが、いい加減にしたまえよ!」と、怒鳴ってしまう可能性だって、ゼロパーセントではないのである。

しかしそんなことがあるので、いっそそのコンビニ、潰れてしまえばいいのにと思う。家から一番近いコンビニだけに、とても目障りである。あの店員さんはベテランの店員さんなので、あの人はきっとその店で永遠に働き続けるだろう。そしてベテランだけに店内の大権力者になっていて、その店員さんが感じの良い店員さんに、接客の方法とか、厳しく指導している現場も目撃したことがある。もしかしたら、「レシート渡すの面倒くさいから、あなたも客を見て大丈夫そうだったら、レシートを渡さない方向性で、頑張って頂戴ね」などと、ふざけた指導をしているのかもしれない。

朝の時間帯の店員さんは、非常に感じが良いのである。しかしその店員さんは、他の感じの悪い、接客マナー最低の店員さんから、いつもこっぴどく怒られながら働いている。まったく理不尽な話である。結局世の中、善悪、良し悪しではなく、パワーバランスで成り立っているのであり、そして図々しい人ばかりが勝利していく世の中なのである。

随分話が脱線してしまったものである。とりあえず高尾駅まで戻る途中で、「復刻堂 いちごオ・レ」という飲料を自動販売機で購入して、それは瞬間的に飲み終えてしまった。飲み終えてしまってから、もっと味わって飲めば良かった後悔した。「あ!なつかしい味」と書かれた「復刻堂 いちごオ・レ」を目に止めて、どんな味だろうかと興味を持ち、それでわざわざ買ったというのに、気がつくとすでに機械的に飲み終えてしまっていて、味わって飲むということができていなかったのである。

高尾駅のファミリーマートに近づくにつれ、そこで再びこの日第二弾目の、「スパイシーチキン買い占め活動」をやってのけようかと一瞬思ったが、さすがにもうこの日は金を使いすぎているように思ったためそれは断念し、素直に電車に乗った。そして自宅の最寄り駅まで戻ってくる。

それから自宅の近くのスーパーに立ち寄ろうかも思ったが、登山の後のこの気持ちが大きくなっている状態でスーパーなどに入ってしまうと、やはりどうしても、また二千円以上クラスの出費をしでかしてしまうだろうということは、容易に予想ができた。鶏胸肉、長ネギ、卵あたりは買うだろうし、その他にも缶詰やかつお節などを買ってしまう可能性もある。さらにキャベツやピーマンあたりも、健康のためという大義名分をひっさげながら、易々と購入してしまう可能性もあるし、そしてそれをいうならタクワンなんかも購入することにもなりそうだ。そして場合によっては、カツオのタタキなんかを買ってしまう危険性もあるし、それをいうなら塩ジャケとか塩サバ、またはイカなんかを買ってしまう危険性もある。

となると、もうここまで買うのであれば「今日は祭りだ!」などと振り切ったことを考えてしまい、さらにマルシンハンバーグとか、とろけるチーズとか、そのあたりを購入するだけでは満足できず、さらに「創味のつゆ」なども買ってしまう危険性がある。そうなるとその出費額は、とんでもない金額になってしまう。

さらに焼酎を買ったりワンカップを買ったりウイスキーの小瓶を買ったりなどしようものなら、もう完全にタガが外れてしまい、ポテトチップスとかベビースターラーメンとかバタピーとか揚げビーンズとかも買ってしまうかもしれない。そのような流れを考えると、さすがに今回はスーパーに入るのはやめるべきであるという安全第一の判断に至る。

この日はこのまま、素直に家に帰るべきである。そもそも財布には、もう五千円くらいしかないのである。その五千円は五千円のまま丸々残しておいた上で、翌日からの生活に突入すべきである。すでに家に食べるものはあるのである。とにかく今回は、そのまま家に帰ってきた。

そして炊飯器に残っている冷や飯を巨大な塩にぎりにして、さらにそれを焼き海苔にまいて、それをまず貪り食った。さらに空になった炊飯器に米五合を入れて米を炊き、早速購入したばかりの納豆で、納豆ごはんにして、その上にさらにちぎった焼き海苔ものせ、それをまず、がっつり食べた。それでもう、かなり満腹した。

さらに健康目的で、生ニンジンもそのまま一本、バリバリ食べた。ひとまずそのような食事で空腹のほうは存分に満たせたし、生ニンジンを食べただけなくトマトジュースも飲んだので、健康面でもなかなか健康的な食事をすることができたと満足することもできた。

その後は恒例の、漫画鑑賞である。福満しげゆきの『僕の小規模な生活』の第四巻を読み、さらに続けて『僕の小規模な失敗』という漫画を読んだ。さらに次はいよいよ登山の漫画である、石塚真一という人の書いた『岳』という、映画化もされたような人気漫画、その全十八巻を全部読破してやるべく、その第一巻から読み始めるという流れに、相成ったのである。

…………

その数日後、漫画『岳』の全十八巻を読み終えて、どうもまた喉とか顎とか顔面の調子が悪く、口の中の苦いような酸っぱいような味も相変わらずで、そのような症状がじわじわとだが確実にゆるやかに悪化しているようにも思われるので、また近日、登山に行く必要性を感じているところである。この「顎関節症らしき症状」の持病と、喉に関しては、慢性的な炎症という状態になっており、一度耳鼻科で「逆流性食道炎」を疑われて、その薬を処方されたこともあるのだが、この喉の不具合もかなり不気味であり、これを言葉にするのは恐ろしく、それを言葉にしてしまうと本当にその疾患になってしまいそうな強い不安も感じている、最近よく目にする恐ろしい病名である、「咽喉癌」というものに、自分も近々なってしまうのではないかという恐怖や不安を感じている。現在四十八歳で、今年で四十九歳になる私くらいの年齢で、そのような致命的な疾患に見舞われてしまうのは、なんら不思議なことではない。だからそのような疾患を防止するためなら、やはりどうしても健康のために最大限の努力を払うことは、当然必要なことのようにも思えてくる。そのように死に至る疾患に見舞われてから、慌てて健康のために気をつけたところで、もう時すでに遅しという話になってしまう。だからやはり節約も大事であるが、健康のため、野菜をたっぷり食べ、栄養バランスの良い食事をして、そして登山に行ってたっぷり汗を流して、心も体もリフレッシュさせること。そして心身ともに健康な状態をキープできるよう、努力し続けること。それは絶対に必要なことのように思えるので、それを考えるとやはり多少の出費には目をつぶり、まずはしっかり健康のため、登山をしたり食事に気をつけたりなどは、しっかりやっていくべきだと、あらためて肝に命じなければならないのである。
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