登山サークル アウトドアチャイルド

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三室山の山頂には「夏場の登山はきついなー」が落ちている
投稿日
2020/08/04
今までぶっ倒れてました。
寝てました。
今日もまた、朝から登山に行ってきました。
徹夜明けの登山です。
早朝五時前、駅前の交番に、お巡りさんが立ってます。
そして私をにらんでます。
何か職務質問でもされるのではないかと思い、冷や冷やします。
つい二日前も、同じ時間帯に駅に来ました。
その時にもお巡りさんは交番前で仁王立ちして、私を睨んでいました。
今回また私を見て、「こいつまた来やがった」と、思ったかもしれません。
狙うは、始発の電車です。
まだ早朝五時前です。
しかし私の姿は完全に登山者の姿です。
登山者の姿の人間が、早朝に駅前をウロウロすることは、それほど不審なことではありません。
登山とは、早起きのことです。
早朝こそが、登山者の活動時間です。
ただ私の場合、徹夜明けです。
どうも最近、めっきり夜型です。
朝寝て、昼過ぎに起きます。
それでは不健康だと思い、今日は朝寝るかわりに、登山に出かけたわけです。
本来はたっぷり睡眠をとって、朝、みなぎる元気と共に登山に向かうべきですが、今回の場合は本来ならば今から寝るという時間帯に登山に出かけたものだから、すでに疲れ果ててます。
眠くもあります。
それでも今日もまた、登山に行ってきた。
ちょうどこの日は空いていたからです。
明日からは三日連続で面接です。
だから登山に行くのであれば、今日がベストでした。
今日登った山は、奥多摩の三室山という山です。
ご存じない方も多いことでしょう。
超マイナーな山です。
最寄り駅は、青梅線の日向和田駅になります。
そこから徒歩で登ります。
本来は、この駅から日の出山に登るケースが多いでしょう。
私も日の出山まで登ろうかとも思ったのですが、日の出山まで行くとかなりきつい登山になりそうだったので、徹夜明けでもありますし、近いところで三室山で済ませることにしました。
駅から三室山の山頂までは、一時間四十分のコースタイムです。
下山は、二俣尾駅まで下山してきました。
日向和田駅に到着したのは、まだ5時20分くらいでした。
駅のプラットフォームに降り立った登山者らしき人は、私と、もう一人男性がいました。
その男性はお手洗いに入り、私はさっそく登山を開始しました。
すぐにその男性に追い抜かれるかと思いきや、結局その男性とはその後一回も会いませんでした。
他の山に登ったのかもしれません。
日向和田駅から歩き、梅の公園を通り過ぎ、三室山に向け、せっせと歩きました。
しばらく歩いていると、犬を連れた男性が後ろから、猛烈なスピードで登ってきました。
その人は半ズボンで、水色のシャツを着ていました。
道なき道を、一直線に登ってきていて、私は追い抜かれることもなく、気づいたときにはその男性は私の前を歩いていました。
「どうも」、と声をかけられ、「こんにちは」と、返事をしました。
スマホで時刻を見ると、6時30分でした。
犬を連れたその人は、これから御岳山まで行くのかもしれません。
そこから御岳山まではかなり遠いですが、猛烈な速度で登っていたので、御岳山到着まで、それほど時間はかからないのかもしれません。
山で、犬の散歩。
朝飯前の登山でしょうか。
早朝登山して、家に帰って、シャワーを浴びて、ご飯を食べ、出社するのかもしれません。
ーーその後、今回の登山では、誰にも会いませんでした。
今回は、こまめに水分を摂取しながら、登山しました。
しかし今回はきつい。
かなり暑いです。
もう完全に、真夏の登山です。
それでも樹林帯を歩いていましたので、直接日光に当たることはありません。
帽子も持っていきましたが、特に帽子をかぶる必要もありませんでした。
しかし直接日に当たることはなかったものの、かなり暑いと感じました。
そして滝のような汗を流しながら、せっせと登山しました。
そうこうしているうちに、三室山の山頂に到着しました。
狭い山頂です。
特に眺望もありません。
山頂の標識も、みすぼらしいものでした。
そして下山。
下山は、二俣尾駅まで下ります。
下山は大変でした。
何が大変かって、クモの巣があまりにも多すぎました。
登山道に、クモの巣が張り巡らされているのです。
どうやらこの道は、あまり人が通らないみたいで、登山道をたくさんのクモの巣が、道を遮っていました。
そして、さんざんクモの巣が体にまとわりついてきました。
ストックをぶんぶん振りながら歩いたのですが、それでもクモの巣は防げません。
髪とか顔とかに、大量にクモの巣をまとわりつかせながら、せっせと下山しました。
この調子だと、たくさんのクモを体につけたまま、家までクモたちを持って帰ることになるのではないか、そんな不安も覚えました。
いやしかし、今日は暑かった。
こまめに水分を摂取しながら登山したのですが、とても疲労しました。
そうこうするうちにようやっと、二俣尾駅周辺まで降りてきました。
どうやらそのあたりに吉川英治記念館があるらしいのですが、疲れていたので、そこに立ち寄る元気もありません。
セブンイレブンがありましたが、ビールを買って飲むのも控えました。
とにかく暑かった。
水はたっぷり飲みました。
そして駅に到着し、駅のお手洗いに入り、自分の顔を見ると、真っ青な顔をしていました。
とても不健康そうな、死にかけみたいな顔をしていました。
どれほど今回の登山で消耗したのか、その顔を見ると一目瞭然にわかります。
しかし今回の登山はコースタイム2時間50分程度と、軽めの登山です。
それでこんなに消耗したのはやはり、この夏の暑さと、あと、徹夜登山だったというところが原因でしょう。
今日は頑張って日の出山まで行こうかとも思ったのですが、行かなくて正解でした。
ーー登山の下山時、メールが入りました。
仕事の依頼をしてくれそうな感じのメールでした。
それでメールに返信しながら下山の道を進みました。
ーー二俣尾駅に到着して、お茶を飲みながらしばし電車を待ち、9時10分の青梅行きの電車に乗りました。
そして最寄り駅に帰ってきたのが、9時30分ごろでした。
近所のスーパーが営業開始するのが、10時からなので、微妙な時間帯です。
ーーそうそう、最寄り駅に帰ってきて、駅前の交番を通る時も、お巡りさんが交番の前で仁王立ちして、私を睨んでいました。
「こいつ、もう帰ってきやがった。なんだこいつ?」とか、思われたかもしれません。
これからちょくちょくこの時間帯に登山するかもしれず、そのお巡りさんとも今後も何度も顔を合わせることになるかもしれません。
そのうち「いつもいつも何してんの? 仕事は?」とか、訊かれてしまうかもしれません。
ーーまあそれは置いといて、とにかく、駅に到着したのがまだ9時30分ごろだったので、近所のスーパーは営業開始していません。
だから仕方ないので、駅前のマックで、ソーセージマフィンを四つ買いました。
そして家に帰ってきて、風呂にお湯をためながら、その四つのソーセージマフィンを食べました。
食事を終え、風呂に入ってから、ぶっ倒れるように、寝ました。
こんこんと寝ました。
ーーそして夕方、ようやく起き出しました。
いくつかメールが来ていて、それらのメールに返信しました。
そして今、これを書いています。
もう夜です。
この調子だと、また夜は寝れそうにありません。
そしてまた結局、朝になって寝ることになりそうです。
しかし明日は面接もあります。
面接は14時からです。
「ということは、また早朝から登山しても、面接までには余裕で帰ってこれるのでは?」
そんな風にも思います。
なんといっても今日は、午前10時前には帰ってきてましたし、明日も登山しようと思えば、登山できます。
まったく、いくら真夏だとはいえ、三時間にも満たないレベルの登山にて、こんなに疲労困憊してしまうのは実にふがいない。
だから頑張って登山して、少しでも体力つけようか。
そんな風にも思うのですが、またこれでしばらく登山に行く機会がないかもしれません。
しかし近場の登山だと、本当に安く済みます。
今日だって、交通費はスイカにチャージしてあるぶんで済みましたし、お茶は家で用意していましたし、食料も家にあったものを持ってきたので、基本お金は一円も使っていません。
登山後にソーセージマフィンを四つ買って、440円使っただけです。
それ以上は、何も金を使ってません。
登山は金がかかる。
そのように思われがちですが、全然そんなことはありません。
近場の駅から登り、駅に下りてくる。
バスは使わない。
そういう登山であれば、かなり安く登山できます。
今回は日の出山まではいけませんでしたが、後日行ってもいいかもしれません。
でも日の出山まで行ってしまうと、どうしても、つるつる温泉まで下山してしまいがちで、そうなると、そのから武蔵五日市駅までバスに乗ることになりますし、温泉にも入りたくもなり、ビールを飲みたくもなります。
そうなると、お金をたくさん使ってしまいます。
誘惑がとても多いです。
それを考え、今日は日の出山を避けたという面も多少はありますが、ただ単に、日の出山まで行くのはきつい、しんどい、それが日の出山まで行かなかった大きな理由になります。
なんといっても徹夜明けですし、やはりどうしても、軽めの登山で済ませたいところです。
また徹夜明けで登山をするのであれば、やはり軽めの登山になるだろうと思います。
今日の登山だって軽めとはいえ、相当なものです。
散歩としては、長すぎます。
きつすぎます。
やはり登山は、それなりにきついものです。
しかし妙に爽快感、清潔感があります。
疲労感も、とても心地の良いものです。
ほとんど明日も登山に行っちゃうか?と思うくらいの、なかなか悪くない気分です。
まあ何はともあれ、色々やることがあります。
求人で面接して、一次面接を通りました。
それで、WEBテスト、プログラミングテストなるものを、しろと言われ、そういうメールも送られてきました。
そのテスト、三時間とか、四時間とか、そういうレベルで時間がかかります。
なんか、ただ働きさせられている気分です。
テストするのはいいけど、一時間以内くらいに終わる内容にしてもらいたいものだと思います。
このように大量の時間がかかるテストをしろと言われ、なんかその会社、どうなんだろうと思います。
非常識なのではないか。
あるいはそれが普通なのか。
まあ何はともあれ、そのテストもしなければいけない。
これからやることにします。
また近日、どっかに登山に行きたいものです。
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