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明神ヶ岳の登山レポート
イベント名
明神ヶ岳の登山
イベント日時
2019年4月30日(火)
報告者
MK
2019年4月30日、女性2人、男性2人で箱根の明神ヶ岳に登りました。

待ち合わせ場所は小田原駅のJR改札口付近で、待ち合わせ時間は8時50分です。

待ち合わせ場所で集合して、軽く自己紹介をしあいました。

それから早速バス停に向かいました。

Hさんは小田原駅のロッカーで荷物をいくつか預けていました。

たしかバスの発車時刻は9時5分だったと思います。

バス停にはバスの関係者の人がいました。

「どこまで行くんですか?」と聞かれ、「仙石バス停までです」と答えると、「じゃあ金時山登山ですか?」と聞かれたので、「いえ、明神ヶ岳です」と答えました。

「そうしましたら宮城野の下車ですか?」と聞かれたので、「いえ仙石で下車してそこから明神ヶ岳まで行きます」と答えました。

「そうですかー」と係りの方は言っていました。

この日は雨が降っていました。

参加された方たちはみなさんまだ登山を始められたばかりのようでした。

男性のRさんは去年の9月ごろから登山をはじめられたそうです。
はじめましての方です。

女性のHさんは今回お会いするのは二回目です。
今まで高尾山と筑波山のみ、登山されたことがあるそうです。

女性のSさんは今まで高尾山と御岳山しか登ったことがないとのことでした。

みなさん雨の日の登山ははじめてとのことでした。

小田原駅からバスに乗り、仙石バス停まで移動しました。
そして金時登山口まで歩きました。
そしてそのあたりにあるトイレでお手洗いを済ませました。

お手洗いを済ませてから早速登山開始です。

まずは矢倉沢峠を目指します。
40分ほどの道のりです。

弱雨の中での登山です。

RさんとSさんは上下のレインウェアを着て、ザックにはザックカバーもかぶせていました。

Hさんはザックごとすっぽりと隠れるような大きめのレインコートを着ておられました。

歩くペースは基本的にコースタイム通りを意識しました。

後ろが離れてしまった場合は、ペースを緩めるようにしました。

速すぎもせず、遅すぎもしない、ちょうどよいペースになることを心がけました。

しばらく登ってから、Hさんは新しく購入したストックを取り出しました。

そしてストックを使って登り始めました。

ストックの取り扱いは、Rさんはとても詳しいようでした。

HさんはRさんからストックの使い方をいろいろと教わっていました。

弱雨の中での登山だったせいもあり、あまり会話をすることもなく、黙々と歩きました。

しばらく歩いていると矢倉沢峠に到着しました。

弱雨の中での登山だったので、景色は真っ白でした。

少し休んで登山を再開しました。

その後も、ちょくちょくと短めの休憩をしながら、黙々と歩きました。

ときどきぽつぽつと会話をするような感じでした。

矢倉沢峠から明神ヶ岳の道のりは平たんな道のりだろうとおもいきや、けっこう登ったり下ったりの連続で、なかなかハードな道のりでした。

本来は絶景景色に違いないようなとても見晴らしのよいスポットもいくつかありましたが、この日は天気が悪かったので、景色はずっと真っ白でした。

短い休憩をしながらしばらく歩き、ようやく明神ヶ岳に到着しました。

明神ヶ岳の山頂はとても広々としていました。

そして休憩にちょうどよいテーブルや椅子などもありました。

山頂はとても寒く感じました。

みんなでテーブルに座って、食事休憩をしました。

みんな持ってきたお菓子などを、ふるまい合っていました。

熱いお茶も飲みました。

寒い中飲む熱いお茶は、とてもおいしく感じました。

とても寒かったので、食事は早めに済ませて、さっそく下山を開始しました。

ここからゴールのバス停までは、1時間40分くらいの道のりです。

「早く下山して温泉に入りたいです」と、Hさんが言ってきました。

ゴールのバス停の近くには勘太郎の湯という温泉施設があります。

早く下山して早く温泉に入りたいとみなさん思ったようでした。

下りの道のりも、注意深く降りなければいけないような場所が多くありました。

手を使って登り降りしなければいけないような場所もいくつかあったので、この道を登ってくるのはさぞかし大変だろうなと思いました。

この日は他の登山者とは一人もすれ違いませんでした。

黙々と足早に下山して、ようやく宮城野バス停に到着しました。

時刻は14時30分くらいだったと思います。

16時5分の小田原行きのバスがあったので、みんなでそれに乗ろうという話になりました。

そしてバス停のすぐ近くにある勘太郎の湯に行きました。

受付の前のスペースで15時45分くらいに集合しましょうという話になり、温泉に入りました。

この日は弱雨の中での黙々とした登山でした。

さながら修行のような登山でした。

しかし温泉に入るとさっぱりしました。

温泉に入ったあとは、しばし休憩スペースでのんびりして、受付の前で15時45分に集合しました。

みなさんとてもさっぱりした顔つきをされていました。

Hさんは着替えの服も持ってきていたみたいで、登山をした後という感じはまったく無くなっていました。

少し時間がまだ早かったので、温泉の入り口のところでしばし会話を楽しみました。

それからバス停に移動して、会話をしながらバスを待ちました。

弱雨の中での登山ですが、とても楽しかったと言っていただけました。

Sさんは後でラインでの連絡をしてくれて、「やりとげた達成感が心地よい、とても充実した登山でした」、みたいなことを言ってくれました。

そのメッセージを見て、とてもうれしく思いました。

今回の登山はそのような感じでした。

今回の人たちは、みなさんとても良い方たちでした。

HさんもSさんもとても感じが良い方でしたし、Rさんもすごく爽やかな感じの方でした。

今回は弱雨の中での登山で、基本的に黙々と歩くだけの修行のような登山でしたが、みなさんとは温泉もご一緒できて、苦楽を共にできた感もあり、とても楽しい登山になりました。
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