登山サークル アウトドアチャイルド

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長淵山ハイキングコース(2023年1月22日)
投稿日
2023/01/22
人生は登山。
その考え方に魅力されてしまった。
人生は登山のように、厳しく、険しく、辛くて、きつい。
登山は大変である。
しかし面白いところもある。
良い景色とか、美味しい空気とか、神秘的な山道……。
山で食べる美味しいごはん。
それら登山の楽しいところを味わうためには、登山のきつさ、つらさ、厳しさを乗り越えなければならない。
そうしてはじめて、登山の楽しさを味わうことができる。
登山をするためには、勤勉でなければいけない。
怠け者は登山はできない。
その登山というものが、人生そのもののように思えている。
登山をするには、自制も必要である。
慎重さは冷静さも必要だ。
欲望に負け、だらしなく生きるようでは、登山はつとまらない。
自制して、苦しみを乗り越える者にのみ、登山の楽しみが味わえる。
気持ちが強くなければ登山はできない。
人生は登山。
そんなことを考えながら、私が本日歩いてきたのは、長淵山ハイキングコースである。
宮ノ平駅から歩き、反対側から登っていく。
天狗岩、赤ぼっこなどをへて、天祖神社まで歩く。
フルの長淵山ハイキングコースである。
通常は天祖神社からスタートするのが、一般的ではないだろうか。
しかし今回私は、逆側からのコースを歩いたのである。
登山口では犬に吠えられる。
そこで犬に吠えられるのにも、だいぶ慣れた。
犬はえんえん吠えている。
そして登っていく。
このコースは登山というよりも、「山散歩」であると、私は位置付けている。
どこまでが登山で、どこまでが山散歩なのか。
その区切りは難しい。
高水三山は登山なのか、山散歩なのか。
登山といって良いだろう。
本仁田山であれば、標高はたしか1200Mくらいだし、もう文句なしで登山と言って良いだろう。
青梅丘陵ハイキングコースとか、長淵山ハイキングコースは、登山ともいえるし、山散歩ともいえる。
そこは微妙なところである。
今日のコースだって、登山といえば登山である。
しかし山散歩といえば、山散歩なのである。
日曜日ということもあり、頻繁に人とすれちがった。
人がいない道のりのときは、一人カラオケパーティーが開催される。
歌を歌いながら、歩くのである。
飽きるまで歌を歌い続けることになる。
そしてぶつぶつぶつぶつ、つぶやいている。
しばらく歩くと、腹が減る。
腹が減ると、早く家に帰りたくなる。
もう食べることばかりを考える。
山歩きをしていると、いろいろと考え事もすることになる。
なんでわざわざ交通費を使って、いちいち山歩きをするのかということ、やはり色々と考えることができるからである。
近所でぶらぶらしたくらいでは考えられないようなことを、山歩きしていると、色々考えることができる。
それを目当てにして、私なんかは山を歩いているようなのである。
確かに色々考えるのである。
良いアイデアなんかも浮かぶ。
「人生は登山」などというユニークな発想も、ぞくぞく浮かんでくる。
そして今日は山歩きを終え、天祖神社から青梅駅まで歩き、そこから電車に乗って最寄駅まで帰ってきた。
そしてスーパーで、しめじ、エノキダケ、エリンギ、白だし、長ネギ、みかんを買ってきた。
そして家に帰ってきて、白だし、玉ねぎ、大根、にんじん、しめじ、エリンギ、エノキダケで、キノコ汁を作ったのだけど、それがもー、めったくそに美味いのである。
何げにまだ、ダイエットを続けている。
一時は67・2キロまで体重は落ちたものである。
それからダイエット意識が薄れ、がつがつ食い始め、最近は、72・5キロくらいである。
もういい加減ダイエットはやめようなどと思い、最近はけっこう食べたり、けっこう色々と高カロリー食品を買ってきたりしているが、何げにまだキノコ汁なんかを食べているところを見ると、まだ無意識のレベルで、私はまだ、ダイエットを続けているのである。
本来はスーパーで買い物などをせずに、5キロ1069円の白米を五合炊いて、それを白菜キムチと納豆なんかで食べれば、そのほうが安上がりである。
腹も充分膨らむのである。
しかしダイエットを考えると、やっぱりどうしても白米を五合炊くというのは、少なからず抵抗がある。
そんな風な食生活をすると、一発で体重がずどんと増え、お相撲さんのような体型になってしまうのである。
それを考えるとどうしても、そう簡単には白米五合なんて炊けるものではないのである。
そのかわりキノコ汁を作って食べたというわけだ。
さらに茹で卵を二つ食べ、みかんを一つ食べた。
それでなかなかの満足感を得られている。
今日はたっぷり歩いてきたし、さらに高カロリー食品はあまり摂取していないので、ダイエット効果が見込めるかもしれない。
そしてふたたび体重が、多少は減るかもしれない。
まあ、今日はそんな感じであった。
なんだかんだいったところで、最近はめっきりきつめの登山からは遠ざかってしまっている。
「人生は登山」などとかっこいいことを嘘ぶいている身としては、もっときつめの登山にがんがんにチャレンジして、冬は雪山なんかにもガンガン行って、雪山でテント張ったりなんかして、いかにも本格登山、いかにも山岳部みたいな登山、そんな登山をしてはじめて、「人生は登山」なんて言えると、すごく格好いいのだけど、実際はハイキングレベルの登山しかしていないのにそんなことを言ってるのは、いかにもおままごとである。
でもまあ金がないし、仕方がないのである。
やれる範囲でやるしかない。
まあせいぜい高水三山とか、本仁田山とか、そのあたりが今のところ、登りに行ける山の限界ラインと言えるだろう。
本当は鷹ノ巣山とか登りたいところだが、きついとかきつくないとか、それ以前の問題で、やっぱりそんなに金を使いたくない。
それに尽きる。
やっぱり青梅丘陵ハイキングコースなら交通費も340円くらいで済んでしまうし、原則一日千円以上は極力使いたくない感じなので、まあ今は近場登山、近場ハイキングで、我慢するしかないのである。
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