わたしは44才。
もうすぐ45才。
まだまだ人生の最後を語る資格はありません。
70才くらいになれば、その資格を得るでしょう。
2025年、団塊世代が75才以上になるそうです。
そして2040年、未曾有の高齢化社会が日本にやってくるそうです。
日本政府も現在、高齢者の健康増進に力を注ぎ、たくさんの予算を投入しているようです。
高齢者の登山者はよく見かけます。
ソロの人もいれば、グループの人たちもいます。
グループの人たちはとても楽しそうです。
高齢者同士になると、社会的地位とか、年の差とか、あんまり気にせず、みんな横並びで、ざっくばらんに話してます。
対等の関係になってます。
そういう仲間たちといろいろな山に登り、おいしいものを食べ、温泉に入って、酒を飲む。
冗談を言い合う。
人生を語り合う。
これぞまさに、最後の楽園です。
もしかしたら、人生でもっとも楽しい時期かもしれません。
終わりよければすべて良し。
人生の最後が楽しければ、それは充実した人生です。
余計なしがらみがいっさいない、対等な付き合い。
迫り来る死の恐怖も仲間たちと共有すれば、それほど怖くもないでしょう。
お互い助け合い、孤独死することもないでしょう。
高齢者は高齢者で、人間関係の難しさはいろいろとあるかもしれませんが、人生の後半はコミニケーションの充実した楽しい毎日を送りたいものです。